2012年04月27日

さんかれあ 第3話「さんか…れあ」

 基本的に私は死を軽々しく扱う作品は大嫌いです。  しかしその反面、死の持つ背徳的な美しさというものに惹かれてもいます。  その理想に最も近かったのは、魍魎の匣の第1話だったでしょうか。  色彩設定の「わたなべひろし」さんとは、あのミンキーモモのわたなべひろしさん。  この方は細田直人さんと同じく監督や演出向きとは思えず、やはりビジュアルパートにて本領を発揮する方の様にお見受けします。  全体的に暗いトーンの中で映える紫陽花色。  地獄少女での真っ赤な..
posted by えみりおん at 21:05

2009年01月04日

魍魎の匣 第13話「魍魎の匣、あるいは人の事」

わーい(嬉しい顔)  素晴らしい作品でした。  やはり原作が良いのでしょう、昨今のアレなラノベ原作アニメ等とは比べものにならない深さがありました。  一応推理ものの体裁は取ってはいましたが、本来のテーマは「彼岸への憧れ」。  加奈子も頼子も成長を恐れ永遠の美を求めました。  作家故の神経質さから久保は匣に魅入られ、同じ作家である関口も、その一歩手前まで歩み。  そして雨宮は加奈子との永遠の愛を成就し、彼岸へと旅立ちました。  誰が誰をどんな方法..
posted by えみりおん at 15:29

2008年12月24日

魍魎の匣 第12話「脳髄の事」

わーい(嬉しい顔)  何ともスケールのでかい話です。  匣と言うとどうしてもその中に小さく収める、というイメージに縛られてしまいます。  モチーフとして匣の中に少女の頭が、というイメージも何度も出て来て、見事にミスリードに引っかかってしまいました。  加奈子という匣の胎内にみんなが納まっていたとは。  何と言うエロチシズム。  今は久保だからちょっと嫌だが(笑)。  それぞれの視点でそれぞれの話がある、という京極堂の語りに沿って、視点や主観が錯綜す..
posted by えみりおん at 02:12

2008年12月20日

魍魎の匣 第11話「魔窟の事」

 礼二郎が飛ばす自動車、木場の追い込み。  後半からの疾走感が良いですね。  何気のこの作品、音響にも非常に凝っており、車に乗り込んだ後に大粒の雨が降ってきたとき、天井に当たる「バタバタバタッ」という音が、緊張感を高めてくれました。  あと、見所は木場の褌だったか(笑)。  いよいよ大詰めです。
posted by えみりおん at 10:54

2008年12月12日

魍魎の匣 第10話「鬼の事」

 これは何だろう。  解った様な解らない様な、お話が収束した様な拡散した様な。  禁忌と聞こえた言葉が実は「金気」だったらしいとか、つかその金気って何よ、とぐぐってみたら「かなけ」?  (´д`)え?   ぶっちゃけ何がどうなったのか解りません。  攻略本が欲しい(笑)。  かなこちゃーん、カムバーック!
posted by えみりおん at 14:37

2008年12月08日

魍魎の匣 第9話「娘人形の事」

わーい(嬉しい顔)
よ、よりこちゃああああん!
 シナリオの巧さに、翻弄されてしまいました。  冒頭にて頼子の死。しかしあの時点でそれらはイメージ映像という解釈も出来たので、まだ生きているかも、という希望があり。  しかし続くパシリ警官の聞き込み描写で、これ頼子殺害の件だと思わせ。  ところが続くシーンでは頼子が家に帰るシーン。  あ、良かった。助かったんだ、と思わせておいて、実はそれは前回のリフレイン。  くそう、やっぱり頼子ちゃんは…と思わせて..
posted by えみりおん at 00:17

2008年12月01日

魍魎の匣 第8話「言霊の事」

 よよよよ頼子ちゃあん…!  この、野郎ばっかのムサ苦しいアニメにおいて、加奈子ちゃんが居なくなった今、千鶴子さんと頼子ちゃんだけが華なのに…。  まあ、まだ死んだと決まった訳では無いのですが、生きてたとしても作品の特色からして暫く出てこないんだろうなあ。  初登場である監察医の饒舌が特徴的で面白かった。  相手の相づちも考えずにマイペースにまくし立てたかと思ったら、ピタッと喋りを止めて考え込んだりと、性格が良く解ります。  また暫くぶりの登場で..
posted by えみりおん at 09:45

2008年11月20日

魍魎の匣 第7話「魍魎の事」

 前回、今回と会話だけで続いた流れを見て、ちょっとだけ嫌な予感が。  これ日テレですよね。  アカギ、カイジ、ワンナウツと同じ。  この後ずっと上記作品みたいに、ひたすら会話劇ばっかで展開したりして?  確かに作画枚数は猛烈に減り、コストパフォーマンスは良くなりますが、アカギなどは会話心理劇で、こちらは推理もの。  今回など、小説にはある「漢字」という強力な解読武器が無いぶん、かなり頭を使いました。  心理劇でしたら感情が入ってくるので楽しめますが..
posted by えみりおん at 19:07

2008年11月14日

魍魎の匣 第6話「筥の事」

 前回、千里眼の女性の事を本筋には直接関係ない、とか書いてしまいましたが、それどころか謎の霊能力者の血縁関係。  しかもその霊能力者は、3話で頼子の家にやってきて悪きモノがおる、とかわめき散らし、頼子が家を離れる原因にもなった男。  面白いように点が線となって、繋がっていきます。  お話だけでなく、殆どが座っての会話のみだった今回も演出は頑張っており、さりげにちゃぶ台を3Dにして、上下左右パンした時に画面に立体感が出るようにパースを変化させていたりなど、地味な所..
posted by えみりおん at 10:03

2008年11月07日

魍魎の匣 第5話「千里眼の事」

 今回は二人の千里眼の持ち主の紹介。  恐らくAパートはこの二人がいかにホンモノであるか、を見せる為に出したお話で、過去この様な事件があったらしき事は、私も前にオカルトの本で読んだ事があります。  本来ならこのAパートなんかカッ飛ばしても全く問題無いのでしょうが、それがこの作品の丁寧な所。  無くても話は進みますが、あると説得力が出る。  面白いのは、この二人が話を聞き出すやり方が、コールドリーディングのやり方に似ている点。  コールドリーディン..
posted by えみりおん at 09:29

2008年11月03日

魍魎の匣 第4話「火車の事」

わーい(嬉しい顔)  Aパート、居なくなった加奈子の件で問い詰める木場。  その間、当の陽子はずっと後ろ姿のみ。  「あんたの敵は誰だ」とダメ押しをする木場。  そこでパンをすると初めてアップの顔を見せる陽子。  画面はホワイトアウト…そして「貴方なのです」と、囁き声だけが響く。  この辺の演出、ゾクゾク来ますね。  バラバラになった手足が白い匣の部屋を歩き回る。  機械の手足となった加奈子。  火車の白日夢を見る木場。  バラバラ死体、..
posted by えみりおん at 03:14

2008年10月25日

魍魎の匣 第3話「羽化登仙の事」

わーい(嬉しい顔)  謎だらけなのですが、どの謎にも強い存在感があり、猛烈に惹き付けられます。  私の嫌いなアニメの中に、ファミリー向け推理アニメがあります。  これらは突っ立ったままペラペラと口で情報を与えるだけで、謎と情報だけ用意しとけばいいや、という投げやり感ばかりが目についてしまい。  が、このアニメには謎の中に深い闇が見え、キャラクターが発する台詞の中に強い「言霊」が感じられます。  演出も素晴らしく、修験者の立ち振る舞いの演技がしっかりして..
posted by えみりおん at 16:25

2008年10月19日

魍魎の匣 第2話「狸惑わしの事」

 やはり1話目というのは大切で、あのインパクトのお陰で、今回の若干冗長な展開も「引き」であると受け取る事も出来、普通に見られました。  何より原作が良いのかシナリオが良いのか、会話がとても生きていて引き込まれます。  この様な推理サスペンス物となると、キャラクターが棒立ちで突っ立って愚にも付かない情報をダラダラ垂れ流すアニメが多かったのですが、この作品には台詞そのものに力があります。  百合展開はそんなに望めそうにありませんが、それでも見たいという気分にさせ..
posted by えみりおん at 21:13

2008年10月12日

魍魎の匣 第1話「天人五衰の事」

わーい(嬉しい顔)
それは…面皰(にきび)でした。
 母の老い、脇の下の汗、生活、お金、肉体。  全ての生臭いものを憎み、生を育む太陽をさえも遠ざける頼子。  究極の美を求める彼女は、完璧な存在である加菜子にそれを見出そうとします。  しかし、その加奈子の首筋には、想像するも穢らわしい、今まさに膿が溜まろうとしている面皰が…。  何も産まない月の光の下で、琥珀に閉じ込められたまま、永遠に眠りたい。  百合っぽいから好き、とかそんな単純なものでは..
posted by えみりおん at 21:39
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。