2009年09月02日
狼と香辛料II 第8話「狼と蠱惑的な旅人」
商売に手を出して失敗してホロが助けて、というパターンがぐるぐる回っている状態。
会話も楽しいとは言っても、2期に入ってからは作画の弱さが露呈して、映像的な魅力が落ちてしまうと、会話にも感情移入できにくく。
また、会話中心という事もありそれに大きく時間を割かれてしまい、ストーリーの進みが猛烈に遅いのがここに来てかなり辛くなってしまいました。
正直言って、飽きてしまいました。
この辺でやめておこうかな。
posted by えみりおん at 22:58
2009年08月20日
狼と香辛料II 第7話「狼と戯れの日々」
ヘタに事件とかが起こるより、この様な日常会話劇の方が面白いんですよね。
何か事件が起こるとすると大概ロレンスの空回りになり、女は出しゃばるなとばかりにホロは蚊帳の外になる事が多く。
そうなるとお得意の会話劇も少なくなってしまうわけで。
ホロと共に事件を解決する、という形に持って行ければ楽しくなると思うのですが…。
posted by えみりおん at 01:49
2009年08月20日
狼と香辛料II 第6話「狼と信ずべき神」
posted by えみりおん at 01:05
2009年08月06日
狼と香辛料II 第5話「狼と希望と絶望」
posted by えみりおん at 01:44
2009年08月04日
狼と香辛料II 第4話「狼と浅知恵の末路」
負けの確定している試合を観ている様で、ロレンスが哀れで仕方がありません。
結局ロレンスはホロの心を理解しようとせず、ロジカルな勝ち負けで勝負を決めようとしています。
料理一つで政治問題やら家庭の問題やら、何でもかんでも解決してしまう様な凄い料理マンガがありましたが、やはり本質は心であり。
何も語らなくても良いから一晩ホロと一緒にいてやる、とかそういう「オス」としての行動が出来ない時点で、既に負けではないかと。
posted by えみりおん at 04:09
2009年07月25日
狼と香辛料II 第3話「狼と埋まらない溝」
ああ良かった。
若干作画も盛り返しました。
前回、腕の中で云々という台詞があったので、もう既にこの二人は同衾しているのとばかり思っていましたが、違っていた様です。
今まで商業関係の危機などはありましたが、今回の様に男女関係の危機を真っ直ぐに押し出して来たのは初めてではないでしょうか。
暗闇の中でホロの赤い眼が光るシーンを、なるべくロングで捉えていた演出も良かった。
アップにすると途端にあざとくなってしまいますからね。
冒頭とラストに強..
posted by えみりおん at 21:54
2009年07月19日
狼と香辛料II 第2話「狼と嵐の前の静寂」
こ…これは。
2話目にして作画が壊滅。
ロレンスが空中に座っていたり、歩きのカットでは右手と右足が一緒に出ていたりとか。
振り向きを始め、あるべきリアクションが無いままカットが切り替わっているので、何が起こっているのかチンプンカンプンです。
強引な回想シーンの挟み込みとかと合わせて予想するに、作画が壊滅的で使えなかったとか、それ以前に間に合わなかったとかの事故の様な気がします。
まあ、このアニメの醍醐味は軽妙な会話..
posted by えみりおん at 01:16
2009年07月09日
狼と香辛料II 第1話「狼とふとした亀裂」
監督とシリーズ構成は据え置きなのである程度安心出来ます。
新しいキャラデザ・総作監も、フタコイ・オルタナティブの総作監、OP作監をされた小林利充さんなので、これも安心出来そうです。
1話は本当にプロローグで、まだストーリーも何も始まっていませんが、いつものホロとロレンスのじゃれ合いを見ているだけで、ほのぼのしてしまいます。
チョコマカと動き回るホロの小芝居が実にチャーミングで、画面に向かって媚びを売る様な質の悪い萌えアニメなんかを大量に見た後なんか、「良..
posted by えみりおん at 01:55
2008年04月10日
我が家のお稲荷さま。 第1話「お稲荷さま。封印解かれる」
キャラデザ、色彩などとても古臭く、淫獣シリーズでも見てるかのような錯覚を覚えました。
ただ単調に顔を追うだけの画面構成をはじめ、2倍速で見てもトロく感じてしまう退屈な映像は何とかして欲しく。
やる気が見えないアニメでした。
視聴断念。
狼と香辛料 1〜7巻セット(メディアワークス)
posted by えみりおん at 08:39
2008年04月02日
狼と香辛料 第13話「狼と新たな旅立ち」
綺麗にまとまっていて、文句の出ようもありませんでしたが、ドラマの盛り上がりという観点からすると、どうしても6話には届かず。
1話で出てきたクロエも、ロレンスのアンチテーゼとして出そうとしたのでしょうが、その見せ場はやはり6話。
アニメオリジナルキャラなのに、アニメの最終話に絡まないというのも解せません。
とは言え、シリーズ全体を見れば一定レベルの質を常に保ち、作品の世界観も綺麗に統一され、大傑作とまではいかないまでも、とても丁寧に作られた良作です。
..
posted by えみりおん at 22:41
2008年03月26日
狼と香辛料 第12話「狼と若僧の群れ」
リーベルトの微妙な小者っぷりとか、とどめを刺せないレメリオ商会の手下達とか、人間描写がリアルで良い感じ。
リーベルトを待つ間のノーラとホロとの会話はとても楽しく、後半の展開もエキサイティング。
ただ、本編よりも会話が楽しい、というのはアニメとして少しどうかな、と。
雨に打たれ、服がべったりと身体に張り付いたホロが凛々しく立つカットは美しかった。
【予約】狼と香辛料 ホロ(コトブキヤ/7月)
posted by えみりおん at 22:20
2008年03月22日
狼と香辛料 第11話「狼と最大の秘策」
乞食同然にまで落ちぶれたロレンスは、「伴侶」の存在により救われました。
もちろん、賢狼としての賢さ、耳が利くなどの特殊能力で実際に手助けをする件も楽しいのですが、それよりなにより、心です。
物事が上手く行っている時もそうでない時も、心がへし折れていると、まず失敗します。
そんな時、心の支えがいてくれる事が、どんなに助けになるか。
仮にホロに能力も賢さも無かったとしても、Aパートでの「伴侶」としての支えがある事で、物事は好転した筈です。
B..
posted by えみりおん at 17:56
2008年03月05日
狼と香辛料 第10話「狼と渦巻く陰謀」
ロレンスが次第に追い詰められて行く過程の描き方が丁寧で、ピリピリした空気がしっかりと伝わって来ます。
浮き足だったAパートとの落差が激しい為、尚のこと。
正直、一回区切りをされた時点で、これ以上のドラマは今後はなかなか展開出来ないだろう、とか思っていましたが、ちょっと甘く見ていた様で。
この世界での破産がどの様な意味を持つかが歴史的に解りにくかった所を、船漕ぎやら鉱山という具体的な例を出してくれる親切さは嬉しいですね。
タイムリミットがあるとドラ..
posted by えみりおん at 02:18
2008年03月02日
狼と香辛料 第9話「狼と羊飼いの子羊」
ホロを娼館に連れて行く、とか言ったのでうわぁいとか思ってたら商館だったヨ…。
今回は大きく作画が崩れ、大道芸の皆さんとかラストの馬の走りとか、かなりヤヴァい事になっておりました。
でもまあ、躍起になって作画の粗探しをしようとかって気にならないのは、基本が会話劇、という強みでしょうね。
Aパートでのやりとりは最終的にはホロが勝ちましたが、このタヌキとキツネの化かし合いは実力が拮抗しているので、勝敗が決めかねず、今回はどっちが優位に立つか、みたいな楽しさ..
posted by えみりおん at 06:18
2008年02月20日
狼と香辛料 第7話「狼と正しき天秤」
作画力は大きく落ちました。
終始尻尾をパタパタとやっているホロですが、この尻尾の動きのエロチックさがちゃんと表現出来ていないとダメなんだけどなあ!
まあそれは置いといて、本来アニメは動かしてなんぼ、なのでこの様な会話の駆け引きをメインにした作品は少なく、あったとしても棒立ちにしたキャラに喋らせるだけの紙芝居になっていたりが多く。
この作品、なんか良い出会いと言いましょうか、運気に乗っていますね。
原作の魅力の上にあぐらをかいている様なアニメは、ど..
posted by えみりおん at 02:12
2008年02月19日
狼と香辛料 第6話「狼と無言の別れ」
ストーリーの節目とあり、とても素晴らしい出来。
なんと言っても地下水道で繰り広げられる追撃戦の緊張感。
ロレンスが刺される一連のコンテがまた凄く、回想も非常に考え抜かれた入れ方。
圧巻は巨大ホロが人をゴミの様に蹴散らすシーン。
微妙に避けて通るかな、と思われていた獣の本性を、逃げずに描ききったのは凄い。
跳ね飛ばされ、壁に頭を強打し、「ああ、これ死んだな」という描写。
一応人も殺した事もある、と話には出ていまし..
posted by えみりおん at 00:04
2008年02月12日
狼と香辛料 第5話「狼と痴話喧嘩」
さすがにAパートの会話を密室二人きりでやるのは無理が。
小説ならば解らなくなったら読み返す事が出来るのですが、時間がシーケンシャルに進んでしまうアニメーションでは、理解に相当苦労します。
第三者を出し入れするとか、舞台を変えるなどのアレンジが欲しかった所です。
しかし、Bパート。
ホロちゃんたまらんのう!
甘えんぼさんなのにプライドが高い彼女を、実にうまくなだめすかすロレンス。
そしてなだめられている事を知った上で、更にそれを利用して、よ..
posted by えみりおん at 18:24
2008年01月30日
狼と香辛料 第4話「狼と悲しき夢」
わりとまんが経済入門として淡々と続くのかと思ったら、意外やドラマチックな展開となり。
「それはそれ、これはこれ」というマールハイトの割り切った態度。
しかし「心中お察しします」とフォローは入れ、「心当たりがあるんですね」と隙を見逃さない、この鉄壁のキャラクター。
ベテラン、大塚芳忠さんの演技がより凄みを加えます。
1話での「神」としての印象が強かっただけに、今回ホロが見せた孤独への恐怖が実に人間くさく、身近に感じられました。
しかし直後に「賢狼」..
posted by えみりおん at 02:14
2008年01月25日
狼と香辛料 第3話「狼と商才」
これほど棒立ち紙芝居にしやすい題材なのに、演出の頑張りで「アニメ」として見応えのあるものになっています。
また、基本会話劇のこの作品において、声の質というのは非常に重要。
小清水亜美さんによるキャンキャンしない甘いトーンが実に心地よく、ホロの魅力をより高めています。
ナージャで初めて声を聞いた時は、正直うわ下手くそ、とか思ったものでしたが、いえいえ見事になられたものです。
視聴者がダレそうになったらすぐに別の要素がインタラプトしてくるなど、会話の..
posted by えみりおん at 19:39
2008年01月17日
狼と香辛料 第2話「狼と遠い過去」
勢いに乗ったか!?
今回は面白かった。
基本会話劇なのですがそれに甘えず、キャラクターにしっかりと演技をさせているのが大変好感が持てます。
舞台が中世ヨーロッパ風のアニメの場合、大概雨は降りません。
雨が降ると交通手段が無くなるどころか、体力を奪われて死の危険があるので、ひたすら雨が通り過ぎるのを待つだけ。
テキトーなふぁんたぢいあにめとかでは、面倒な「雨」なんてイベントは無い事にしちゃってるんですね。
しかし..
posted by えみりおん at 02:05
2008年01月12日
狼と香辛料 第1話「狼と一張羅」
萌えキャラではなく、べっぴんさんという言葉がぴったり来る美人がヒロイン、というのは実は結構目新しいかも。
ホロの魅力は抜群なんですが、それ以外の部分が結構おざなりになっているのが残念。
作画も男キャラは結構手を抜かれていますし、画面作りも今ひとつ単調。
ホロのキャラクターにしがみついている感が見え隠れするので、そこを脱却してくれれば面白いアニメになると思います。
あと気になるのは、信仰について。
土着の神として祀られていた物の怪が、科学と..
posted by えみりおん at 15:04