2011年07月20日

花咲くいろは 第15話「マメ、のち、晴れ」

ロングの作画ヤヴァい! なこちの頭がぬらりひょん(笑)。 相も変わらず脊髄で物事を考える女、緒花。 「一緒に〜しよう!」とか「お前の言うことは間違ってる!」とか口で言われても、人は強制されたり自分にレッテルを貼られるのが嫌いなので、それが例え正論でも動くことはありません。 緒花ちゃんはまず自分が動きます。 それこそ何も考えていないので大失敗とかやらかすんですが、それでもまず動く。 その後姿を見た時、「…じゃあ自分は何をやってるんだろう」とみんな振..
posted by えみりおん at 23:48

2005年10月06日

仮面ライダー響鬼 第34話「恋する鰹」

 もう苦行みたいなマネはやめて、素直に切ります。  最後に「仮面ライダー響鬼」を通じてコメントなどをいただけた皆さん、トラックバックでお知り合いになれたブログの皆さんに、今までありがとうございました、とお礼を述べさせていただきます。  「仮面ライダー響鬼」。  良い夢を観させて戴きました。
posted by えみりおん at 04:31

2005年09月25日

仮面ライダー響鬼 第33話「装甲う刃」

 噛ませ犬の天然イブキ、愚痴ばかり言うキャラにされたトドロキ。  身体と共に精神を鍛えていた夏期特訓が馬鹿らしくなる、兎跳びと発声練習でのパワーアップ。  「響鬼装甲」とか言ってるわりには防御が上がっている描写が皆無。  もういちいち挙げるのもおっくう。  ぞんざいなこどもばんぐみになっちゃいましたね。  「仮面ライダー響鬼」が大人のドラマなんて言う気はありません。  が、これは子供すら馬鹿にしていませんか?
posted by えみりおん at 09:30

2005年09月18日

仮面ライダー響鬼 第32話「弾ける歌」

 ヤバい、布施おもしれー!  「仮面ライダー響鬼のようなもの」になってから思い切り沈み込んでいましたが、布施明の登場でちょっとテンション上がっちゃいましたよ。  キャラクターが立っていて、尚かつ布施明のふてぶてしい演技がハマりまくり。  しかし、所詮は飛び道具。  街中を走っていた布施がいきなり現場にいたり、魔化魍ほっといて店掃除とか、ぞんざいな桐矢の描写、本人を目の前にしてのひそひそ話、数え上げればきりがない程の、ドラマ的な隙。  戦隊物とかなら通るで..
posted by えみりおん at 08:59

2005年09月14日

仮面ライダー響鬼 第31話「超える父」

 響鬼は「父親に会え」、とストレートに明日夢に言う男ではない。  またその言動が不遜なものであっても「俺と勝負して下さい」と真剣な目をする少年に、「あぁ〜あはははぁ…帰って勉強しなさい」という態度を取る男でもない。  新しいものを作るため、築き上げてきたものを壊す、という積極的なものはここには見えません。自分の作っている物にしか興味が無いのでしょう。  「仮面ライダー響鬼」は、平成ライダーで唯一全話観てきました。  「仮面ライダー響鬼のようなもの」に変わった今..
posted by えみりおん at 05:36

2005年09月04日

仮面ライダー響鬼 第30話「鍛える予感」

 始まってから数分の間は、色々言いたくてメモとかとってたんだけど、その内どうでも良くなってきて投げちゃった。  1話目からのこんな感じだったら別に3話くらいで切ってたから、それはそれでどうでも良かったんですが、ここまで積み上げてきておいて、いきなりコレ、というのはやりきれません。  「良い夢を見させていただきました」…と言うのは早いかなぁ。
posted by えみりおん at 15:38

2005年08月28日

仮面ライダー響鬼 第29話「輝く少年」

 どうしたんでしょう、先週に引き続き脚本が弱い。  思った通り、先週の引きからは「ああ、危なかったね」で終わってしまい、今まで背中で語っていた響鬼は明日夢に多く口を開いています。  口で諭されると、頭では理解できても感情が付いていかないもの。だから口を閉ざし「背中で語る」ことこそ、人に何かを伝える事の出来る数少ない手段。  今まで響鬼は明日夢にEDの如く背中で語ってきたのに、急に雄弁になってしまい、それはキャラクターが違うんじゃないんですか、と思うんですよ。 ..
posted by えみりおん at 22:11

2005年08月27日

仮面ライダー響鬼 第28話「絶えぬ悪意」

 今回は構成がちょっと…かな。  明日夢の怪我とか、まず「おやっ」と思わせたかったのでしょうが、後説までに恐ろしく時間をかけてしまい、とまどいが先に来て落ち着いて鑑賞できませんでした。  ラスト、明日夢が転げ落ちる引っ張り方も唐突で、視聴者に何を伝えたいのかよりも、ただショッキングなシーンを持って来ました、的な感じを受けてしまい、いただけません。  しかし、今回特撮の方は頑張っており、特に土蜘蛛武者童子が天井や壁に立って戦闘しているシーンにて、足下から落ちる埃を..
posted by えみりおん at 20:36

2005年08月14日

仮面ライダー響鬼 第27話「伝える絆」

 うおおお、斬鬼さんの殺陣かっちょえー!  さすがは元鬼。生身で童子と姫二人を相手にして一歩も引けを取りません。  しかしそこに現れる「クグツ」。その斬鬼の動きを止め、指一本触れずにはじき飛ばすその力。なかなか見せてくれます。  しかし、残念ながら今回もキレは無いか。  質より量のぬこ攻撃にソツ無くお仕事をこなしました、という感じで、爽快感やヒーロー的な憧れなどが伝わって来ません。  今回の見所は響鬼と斬鬼の会話。  響鬼の明日夢に対する接し方、戸田山が可..
posted by えみりおん at 09:02

2005年08月07日

仮面ライダー響鬼 第26話「刻まれる日々」

 あれれ、極めて珍しく単調なお話。  演出は相変わらずの鋭さ。  イブキが街の怪童子たちを追うカット割りなどは非常にスリリングですし、冒頭での白衣、黒衣の男達によるイメージカットも抜群。  しかし、ストーリーの方は葛藤に乏しく盛り上がりに欠けます。  また、あからさまなザンキさんの「スケジュールが合いませんでした」攻撃もちょっと…。  まあ、もう26話もやってる事ですし、たまに普通な回が無いと不自然ですかね(笑)。  次回に期待です。
posted by えみりおん at 08:39

2005年08月07日

仮面ライダー響鬼 第25話「走る紺碧」

 もうバイクの疾走シーンだけで何十カット使うつもりか。  走行中、ディスクアニマルの鷹に気付き頭を上げるシーンも、しっかり走行しながらの顔のアップ撮影(メットに流れる道路が映り込んでいる…CG合成にしては出来すぎてる)もしていますし、この制作者の気合い、ビシビシ伝わってきます。  もっちーが照れるシーンまで、しっかり顔を赤く色補正してたりして、ここまでやるかぁ?(笑)という感じ。
バコーン! バコーン! 「どうした…ああん?」 バコーン! バコーン! 「どうし..
posted by えみりおん at 01:10

2005年07月20日

仮面ライダー響鬼 第24話「燃える紅」

 戸田山と香須実との会話なんか、手を抜こうとか思えば二人をガチーンと正面から会話させてしまえば楽なんですが、顔を合わせづらい戸田山が香須実を背にして会話、そしてゆっくりと歩きながら移動してロケーションを林の中から心現れる沢へと移す、など、演出の本気が覗われます。  また、小さなところですが日菜桂の「そう簡単には太鼓で戦おうなんて思えないと思うんですけどねぇ」のカット。格子窓ごしに日菜桂と明日夢の顔を映し、手前に枝を配置する画作りとか、芸術的ですらあります。  そして戸..
posted by えみりおん at 12:00

2005年07月10日

仮面ライダー響鬼 第23話「鍛える夏」

 おー、けっこう響鬼さん厳しいねー。  優しくて頼れるお兄さん、という部分をずっと描いてきたぶん、この様な一面をみせてくれると嬉しくなります。  私はお笑い番組のドッキリとかで先輩芸人が後輩を怒っているシーンを観るだけで不快になるタチで、普段社会でストレスの溜まる生活していて、何でテレビ観てまで不快な気持ちにならなきゃいかんのよ、と腹立たしく思う訳。  しかし思えばあれほど神経質そうな斬鬼でさえ一度も怒ったところを見せていませんし、今回の響鬼にしてもコミカルなシ..
posted by えみりおん at 21:17

2005年07月03日

仮面ライダー響鬼 第22話「化ける繭」

 微妙に画面がこぢんまりとはしていましたが、やはりCG巨大生物と、人間の演技との合成は難しいものですね。  特にヤマアラシや今回の合体魔化魍などのデザインは、岩のように丸くてもっさりしたものなので、「慣性」による揺れなどを、例えば長い手足などで視覚的に表現出来ないのが難点。  現実にいるような「生物」にするには、もうちょっと慣れが必要でしょうか。  「俺の出番だな」と現れた響鬼さん、かっちょえー。  ただでさえここんとこ出番が少なかったので、もうちょっと派手に暴れ..
posted by えみりおん at 08:39

2005年06月29日

仮面ライダー響鬼 第21話「引き合う魔物」

 かつて無いほど非常に細かいカット割り、バラバラになっているメンバー。しかしそれを混乱させる事無くスムーズにかつエキサイティングに組み上げている構成が素晴らしい。  とても週1ペースで作れる実写作品とは思えない手間。スタッフの皆さんには本当に頭が下がります。  今回、魔化魍の姿が一般人に見えないという描写がさりげなくされており、設定的な謎解きの楽しさも加わってきました。  バトル物としての体裁も十分になってきましたし、特に今回は戸田山君が童子たちに追われて凄い段差を..
posted by えみりおん at 17:27

2005年06月13日

5万HITありがとうございます

 ありがとうございます、つーか、実は5万はエウレカの感想書いて確認の為にリロードした時にわしが踏んでしまいましたとさ。  最近は余程頭にきたヤツ以外はソフト〜な表現にする様にしておりまして(笑)、その表現の中に隠された真意とかを見抜いて貰えると結構楽しいかも、とか思う次第です。  で、このブログを始めたのは去年の9月。ここでまたブログ開設以来の検索語句ランキングとかやってみようかな、とか思っております。  語句はタイトルのみに限らせていただき、つまりはどんな作品..
posted by えみりおん at 21:08

2005年06月12日

仮面ライダー響鬼 第20話「清める音」

うまい! うまいよ! 上手すぎだよ脚本!
 前回からの展開だと絶対に、調子こいた戸田山くんがザンキさんにシバかれる話だと思うじゃないっすか。  私、ドラマとかで、ザンキさんみたいな神経質っぽい人が怒るシーンとかがすげえ嫌で、今回それがあるんだろうと実は結構憂鬱だったんですが、なるほど、こう来たんですね。  前回、口にこそ出していませんでしたが、立花のおやっさんもザンキさんも、それなりに戸田山にくん対する不安があった訳で、ディスクアニマルを放り投げる描写とか(蓋を..
posted by えみりおん at 08:44

2005年06月06日

仮面ライダー響鬼 第19話「かき鳴らす戦士」

 化け蟹を次々と倒して絶好調の轟鬼。テンション上がりまくりでギターをかき鳴らす模様までディスクに記録され、ザンキと共におやっさんが「新しく考え出した必殺技かなぁ…?」とか真面目な顔で分析する様は、腹を抱えて笑ってしまった。  しかし元々生真面目でまっすぐな性格のトドロキではありますが、若さ故の押さえきれないパッションがあり、独り立ちしたという自信も加わり、足下に油断という名の落とし穴が開いている事に気づけません。  それを勘で察知したヒビキは、轟鬼の様子を見に行くこと..
posted by えみりおん at 13:58

2005年06月04日

仮面ライダー響鬼 第18話「挫けぬ疾風」

 地道にフラグを立てまくっている明日夢くん。てめえ、盲腸で入院うんぬんとか言って心配さたせ割には、楽しい学園生活送ってるじゃねえか。  そしてナチュラル〜にバイト状態に入ってしまった明日夢と、走るアキラに連絡を取り合うヒビキ。  情報により繋がるドラマ。自然に猛士の一員として溶け込んでゆく様は、エウレカセブンでゲッコーステートに家族として迎え入れられてゆくレントンと重なります。
「鬼のイブキ君は、一人前の鬼って事だね」
 こちらは「轟く鬼」で見せてくれたような熱い..
posted by えみりおん at 23:00

2005年05月26日

仮面ライダー響鬼 第17話「狙われる街」

 やはり何と言っても恐いのが童子たち。都会に紛れ込んで妖しげな行動をしていても、道行く人達は「なにあの人達」、という反応。  実際ゲリラ撮影でしょうし、カメラが近くになかったとしても、前衛芸術家のパフォーマンスなんだろう、と日常として素通りしてしまう。  その恐ろしさです。  普通そこまでいちいち気にしていたら生活なんか出来ませんが、物語の中で改めてみると、この様に当たり前のように「何か」が我々の日常に浸食して来ているのに、それに気づかない我々の感覚が一番恐ろし..
posted by えみりおん at 06:27

2005年05月18日

仮面ライダー響鬼 第16話「轟く鬼」

 鬼になる事は半端ではない。  先週、今週と、戸田山が轟鬼となるまでの苦難の道を描き、それと平行して響鬼と明日夢との関係にスポットを当てる。  やはり響鬼は明日夢に自分の弟子になってもらいたい、とは思っていた様だが、満足に高校へも通えないアキラを見るに、少年の夢を全て奪う事になる、という残酷さ。  更に身体を張りボロボロになりながら苦闘する戸田山の様子を聞くに、とても明日夢にそれを言い出せず、自分から「弟子にする気は無い」と言ったのだろう。  明日夢も自分は鬼..
posted by えみりおん at 23:09

2005年05月11日

仮面ライダー響鬼 第15話「鈍る雷(いかずち)」

 ザンキの登場に合わせ、テーマ曲のメロディがギターになりました。  テーマは「世代交代」。  病み上がりとは言え、身体の衰えを感じ始めていたザンキは、戸田山に「鬼」を譲る決心を。  そのザンキは結構気難しそうな性格、そして弟子の戸田山君はまた気が弱そうで、見ていてハラハラするけれど楽しいコンビ。  ザンキのの引退を中心に添え、イブキとあきらも絡め、「鬼と弟子」との細かいドラマが緻密に絡み合い、それでいて混乱するどころかテンポ良く見せてくれています。  今..
posted by えみりおん at 19:10

2005年05月01日

仮面ライダー響鬼 第14話「喰らう童子」

 完全路線変更かと思わせておいて、来週はまだ魔化魍が出るようで、スタッフの慎重さが覗われます。  いずれにしても等身大アクションになった前回、今回のバトルは見所満点で、やはりこの路線を中心に据えるのが正しいかと思われます。  固定、ステディカム、クレーンを豪華に使い分けたカメラワーク、乱れ童子の剣が木に突き刺さるさりげない部分に気を遣った合成と、気合いが入っています。  今まで巨大魔化魍に対して使ってきたライダーキックにあたる音撃を、等身大の童子にどのように使う..
posted by えみりおん at 16:06

2005年04月24日

仮面ライダー響鬼 第13話「乱れる運命(さだめ)」

 古びた洋館からブラック指令が出てくる冒頭は、ちょっとチープだったかなあ。  新しい力をもらう童子たち。そしてイブキとの戦闘中に童子は姫を、そして魔化魍の幼体まで喰ってしまう。  この展開はちょっとビビった。  そしてダンキと童子たちの戦闘中、いきなり山陰からヤマビコが現れるタイミングにも驚かされるし、目に入るモノ全てに襲いかかる乱れ童子のバーサーカーっぷりは凄い。  今まで強敵と言える強敵がいなかったこの作品。良い具合にテコ入れが入ったのかも知れませ..
posted by えみりおん at 16:49

2005年04月17日

仮面ライダー響鬼 第12話「開く秘密」

 今回も大きなドラマがあるでなく、普通に「鬼」の謎解き話。  みどりによる鬼の解説に加えて、明日夢のみどりへの微妙な嫉妬や、万引き話を絡ませる辺りは固い作りです。  ぬりかべが里まで降りてきて、民家の真ん前でバトルをするシーンなどは緊張感がありました。惜しむらくは、子供なりが目撃してしまう、とかがあるとよりスリリングでしたか。  そろそろ新しい展開が欲しいところか。
posted by えみりおん at 08:34

2005年04月17日

仮面ライダー響鬼 第11話「呑み込む壁」

 うーん、今回は普通だったかな。  つまらない、という程では無いんですが、いつもの様な鋭い演出が見られなかったかも。 >童子たちが恐ろしく良い演技をしているので、彼らをパワーアップさせるとか。  やっぱちゃんとスタッフも考えている様で、口出し無用、といったところか。  春の桜。今の時期にロケが出来る訳でなく、まさにこの様な所に合成を使える所が、普通のドラマにには用意出来ない強み。合成時の色合いとか若干苦しい所とかはありますが、せっかく使えるのですから、もっ..
posted by えみりおん at 07:43

2005年04月12日

仮面ライダー響鬼 第10話「並び立つ鬼」

 正義を貫けなかった少年に、立花は「あいつらは悪い連中だ」などと無責任な事を言わず、「悪意は誰の心にもある」と、ある意味明日夢に対して非常に厳しい助言をする。  人の上に立つ者の台詞です。  そして明日夢の心を、偶然見ていた草サッカー試合で見せる。台詞は一切無し。これぞドラマの演出。  そこにかかってくる携帯。悩んだ末、小さな、小さな、しかし彼にとっては大きな闘いの為に通話ボタンを押す。  ところで…ヒビキさん、あんたバイクに乗れたんですか!?  デコボ..
posted by えみりおん at 20:04

2005年04月03日

仮面ライダー響鬼 第9話「蠢く邪心」

 例えば車が潰された土手の上からのほんの1ショット。本当に何気なくサラッと見せていますが、あの上までカメラやスタッフを上げて撮る事の労力。  正直、この凝った画面作りも4話くらいまでで息切れするだろう、と思っていたのですが、いやもう恐れ入りました。  冒頭、響鬼の川越えジャンプ、回り込みをしながらの変身、その他センス抜群のカット割り。  見ざる言わざるなんか、やりすぎのお茶目なんですが、「良いモノを作ってやるぜ!」というスタッフの気合いがビシビシ感じられて来て、..
posted by えみりおん at 23:24

2005年03月20日

仮面ライダー響鬼 第8話「叩く風」

 なんか、あきらちゃんの開いた胸元を執拗に舐めるカメラワークとか、ガメラ3での前田愛ちゃんを思い出しちゃいましたよ。  そのあきらちゃん、キツイ事は言うけれど筋は通っている女の子。「素敵な大人たち」に囲まれて、甘えてしまいそうになっていた明日夢に、ガツンと現実を見せる役割。  非常に良いポジション。  そして特撮パートも、歩く二人の上をディスクアニマルが飛んで湖にかかるシーンをはじめ、スピーディーでダイナミックなカット割りと、空に地に水に、とサービス満点。 ..
posted by えみりおん at 16:23

2005年03月20日

仮面ライダー響鬼 第7話「息吹く鬼」

 さすがに1話みたいに歌を入れると珍妙になってしまいますが、今回の冒頭の様な盛り上げ方は、楽しくなります。  どこのセットを使わせてもらったのか特訓先の古い家屋であるとか、ほんの1カットの為に水中撮影したり、巨大な和太鼓であるとか、撮影スタッフの気合いが凄い。  観ているこちらがリッチな気分になって、満足感に満たされます。  乗り過ごした先で明日夢に声をかけたおじいさん。ひょっとたらロケ先にたまたまいた地元の人に頼んだんじゃないのかな? 演技っぽさがまるで無い「..
posted by えみりおん at 15:44

2005年03月14日

仮面ライダー響鬼 第6話 「叩く魂」

 「甘味処たちばな」の雰囲気がとても良い。そして何より大人たちが素敵だ。  少年の話をじっくり聞いてくれ、アドバイスは程々に。いつも明るく前向きで、仕事に厳しく。  周囲がそんな立派な大人であれば、教育やしつけなどを押しつけられなくても、少年はその背中を見て育ちます。  こんな素敵な大人になりたいと思う少年。  そして、これを観ている私はこんな立派な大人なんだろうか、と考えさせてくれる作品。  極めて良質のジュヴナイル。  ただ、仮面ライダーとしてはど..
posted by えみりおん at 12:02

2005年02月27日

仮面ライダー響鬼 第5話「熔ける海」

 やはり役者陣が子役も含めて一流です。  冒頭のヒビキと明日夢との何気ない会話だけで、心にズンと来る様な演技…どころではなく世界を魅せてくれます。特に明日夢役の栩原楽人くんは、飾らない実に自然な演技で、ヒビキ役の細川茂樹さんすら喰ってしまいそうな初々しさを持っています。  夏のコミケは響鬼×明日夢の本がお姉様方によって大量に積み上げられるんだろうなあ(笑)。  ママの親しみやすさ、童子たちの存在感。良い役者が揃っているだけで、画面が本当に引き締まります。 ..
posted by えみりおん at 22:01

2005年02月21日

仮面ライダー響鬼 第4話「駆ける勢地郎」

 良い具合にこなれて来ています。  自習でのコマ落としとか、等身大の役者にさせると痛いギャグになってしまう恐れのあるシーンでも、効果音や使い所を押さえた演出で、不自然さが見えない辺りが凄い。  実写でこれだけのカット数をこなす事の大変さ、というのは素人の私でも良くわかる訳で、スタッフのモチベーションがこのまま下がらずに進んでくれる事を祈ります。  しかし等身大パートは満足のいく仕上がりだというのに、特撮パート、特に魔化魍とのバトルシーンはどうにもいただけない。合..
posted by えみりおん at 01:15

2005年02月13日

仮面ライダー響鬼 第3話「落ちる声」

 こちらは役者のレベルが非常に高い。  主人公の明日夢の素直さ、ヒビキの大人の余裕はもとより、童子と姫の前衛演劇っぽい暗黒面とか、明日夢ママンの突き抜けた明るさ。  実に安心して見られます。  また、ヒビキと明日夢ママンとの再会で香須実が、正体をバラしちゃってる事に気づくシーンで「チーン」という音を入れ、絵的に解りにくい部分をサウンドで補填しているのは良い感じ。  実写セーラームーンで、無節操にアニメ的効果音を入れまくっていたのと比べると、音の使い方が非常に洗..
posted by えみりおん at 10:04

2005年02月06日

仮面ライダー響鬼 第2話「咆える蜘蛛」

 恐ろしく盛り上がってしまったデカレンの後、こりゃどうしたって見劣りしちゃうだろう、とか思ったけど、逆にヒビキ兄ちゃんの肩の力が抜けた演技に良い具合にテンションがゆっくり下がっていって、視聴が楽だった(笑)。  相変わらずテンポの良いカット割り。また、朝焼けの情景など、自然の美しさを余すところ無くとらえたカメラに拍手。こちらは金もそうでしょうが、時間をかけて作っていますね。  オートマ限定か仮免ドライバー響鬼。1話でも携帯持ってなかったし、今回は武器を手作りしてる..
posted by えみりおん at 11:28

2005年01月31日

仮面ライダー響鬼 第1話「一之巻 響く鬼」

 古くから山は信仰の対象であり、異界への入り口だった。  そこを舞台にした、今までありそうで無かった純日本風ライダー。  まず注目すべきは、主人公はヒーローである響鬼ではなく、響鬼に魅せられた明日夢だという点。彼はブラスバンドに夢中で、親戚の宴会に辟易し、山の息吹に感動する、平凡な少年。  そして、この作品のテーマはOPよりもEDではっきりと打ち出されています。  ゆっくりと歩く男の背中を長回しで撮り、最後に響を振り向かせ、次のカットで憧れに満ちた明日夢の笑顔を撮..
posted by えみりおん at 22:08
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