2009年09月20日

涼宮ハルヒの憂鬱 第1話「朝比奈ミクルの冒険 エピソード00」

2006-04-03の感想再上げ
わーい(嬉しい顔)  すげえ。  こんな事やって良いのかどうかは別にして、すげえ。  1話目から劇中劇、しかもアマチュア特撮映画。でもってその再現が凝ってる。  ハンディカメラ内蔵マイクで録音してる(という設定)ので、カットが切り替わると環境音が変わったり、手ブレ、オートズーム、ピンボケまで再現。  設定は家庭用ビデオカメラなんでしょうが、8ミリフィルム時代の技術である、多重露光ビームやら、写真貼り付け合成やら入れてきて..
posted by えみりおん at 12:16

2009年07月09日

狼と香辛料II 第1話「狼とふとした亀裂」

 監督とシリーズ構成は据え置きなのである程度安心出来ます。  新しいキャラデザ・総作監も、フタコイ・オルタナティブの総作監、OP作監をされた小林利充さんなので、これも安心出来そうです。  1話は本当にプロローグで、まだストーリーも何も始まっていませんが、いつものホロとロレンスのじゃれ合いを見ているだけで、ほのぼのしてしまいます。  チョコマカと動き回るホロの小芝居が実にチャーミングで、画面に向かって媚びを売る様な質の悪い萌えアニメなんかを大量に見た後なんか、「良..
posted by えみりおん at 01:55

2007年02月01日

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第4話「プロモでゴーの巻」

わーい(嬉しい顔)  めぇちゃん、脱ぐと凄いんです。  ちゃんとむっちりプロポーション。  で、あちこちで騒がれている過剰演出ですが、これufotableなりに学習したんだと思いますよ。  フタコイ・オルタナティブは1話に騙された。後は鬱展開でクソ、という感想まで見かけたものですが、それを反省したのか、やりたい事をやるにはまずキャピルンな萌えキャラを入れなきゃダメだ、そして毎回派手な見せ場を用意して惹き付けるんだ!  …と。  ただそのやり方が相変わ..
posted by えみりおん at 22:02

2006年07月08日

コヨーテ ラグタイムショー 第1話「脱獄」

「12人の姉妹なんて悪趣味ですぅ!」 「同感ね。頭数揃えれば良いってもんじゃ無いでしょうに」
 フタコイ オルタナティブでの恨みは忘れず、と金月龍之介さん(笑)。  この方、フタコイ・オルタナティブの参加にあたって、ハーレム企画に相当抵抗したらしく、「電撃萌王」コラムにてつらつらと恨み言を垂れ流す、という醜態を晒していたのが愉快だったんですが、今回は12人の姉妹は憎まれ役に据え、カッコいい主人公であるオジサンとオバサンが彼女たちをボコボコにする、ともうやりたい放題。 ..
posted by えみりおん at 05:41

2006年07月03日

涼宮ハルヒの憂鬱 第14話「涼宮ハルヒの憂鬱VI」

 やっぱ最終話を観終わったら長大な感想文を書かなきゃなんないだろうなあ、と思って覚悟して観たんですが、意外や書くことが無い。  あれ? と思ってもう一度見返したんですが、やはり同じ。  それでいて満足感はあり。  どっぷりハマっていたんですね。つまり隙が全くない。  普通つまらない作品なら、ここが悪い、あそこが変だと気付いて興醒めになってしまい、また素晴らしい作品だとあれやこれや良かった点を褒め称えたくなる。  それが今回ありませんでした。  まる..
posted by えみりおん at 05:47

2005年10月13日

フルメタル・パニック!TSR 第12話「燃える香港」

 よし、一流。前回の不満を完璧に拭い取ってくれました。  冒頭からゲイツ役、大塚芳忠さんの狂った演技で引き込んでくれて、その後かなめの声。ガウルン登場までAパートは10分無かったか?  そしてテスタロッサの大演説(ちょっと声の演技が…)と、その模様ををこっそり流すクルー。最前線の兵士の士気が一気に上がります。  美しき完璧な「兵器」から、怯え戸惑うつまらない「人間」に成り下がってしまった宗介を挑発するガウルン。その激情に振り回されるままガウルンを撃ち殺す宗介。 ..
posted by えみりおん at 01:11

2005年07月22日

GUN×SWORD 第3話「勇者は再び」

 隙が無いシナリオに楽しいネタ。  十分面白い、と言えるレベルなんですが…やはり1話で感じた物足りなさに戸惑ってしまいます。  100の力を持っている人が80の力で安定した戦いをしている、みたいな感じ。  無論それ自体悪くは無いですし、アニメとしてのレベルも他と比べれば群を抜いている訳ですが、個人的な好みで言えば、フタコイ オルタナティブの様な、やんちゃなアニメの方が好きかなぁ。  無論、好みの問題。これは良くできた作品です。
posted by えみりおん at 13:26

2005年07月01日

フタコイ オルタナティブ 第13話「3人でいたい」

 主人公達の危機、そして逆転、後日談。  起承転結の「結」。愚直なまでのド真ん中、直球で来ました。  11話で、どうしてレースなんかでカタを付けたのかと思っていたら、必殺探偵キックは最後の見せ場に取っておいたんですね。  そして、過去にその探偵キックを放った親父は、恋太郎の元に歩み寄り、子供に対する親として肩に手を乗せるでなく、対等の相手として握手を求めます。  そしてそれに応えた時、全ての物語は終わりました。  「私たちが本当にハッピーだった時の空」に桜が..
posted by えみりおん at 02:45

2005年06月24日

フタコイ オルタナティブ 第12話「光ある場所へ」

 うむ、カリオストロの子供達ですね。  当時あの映画を観てアニメを志した者達が、新たに送り手となって帰ってきました。  縮小再生産が嘆かれる昨今ですが、この様な形で過去の作品に敬礼をする人達もいる訳で。  実際にカリオストロを越えられたかは甚だ疑問ではありますが、少なくともお手軽なパロディで先人の偉業を屁で吹き飛ばす様な、モノ作りの風上にも置けない連中とは、作品への向き合い方が根本的に違います。  かなり強引で、大雑把な展開。しかし、今まで堅実に積み上げて..
posted by えみりおん at 02:19

2005年06月17日

フタコイ オルタナティブ 第11話「燃える二子魂川」

 恋太郎の心の決着的は前回で既に済んでいるので、今回は視聴者サービスでそれをドカンと派手に見せる、という回。  ただそれにしても、恋太郎のレースシーンより、冒頭ハリーの銃撃戦の方が見応えがあった訳で、「もう気合いとかでどうにかなるレベルじゃない」イカファイヤーに、嫌いだった昔の自分(これも伏線が欲しかったか)に後押しされてのレース、という精神的な解決を持ってきたのはどうでしょう。  やり方は色々とあったでしょうが、恋太郎のうじうじ期間が長かっただけに、明るい画面で..
posted by えみりおん at 04:58

2005年06月13日

5万HITありがとうございます

 ありがとうございます、つーか、実は5万はエウレカの感想書いて確認の為にリロードした時にわしが踏んでしまいましたとさ。  最近は余程頭にきたヤツ以外はソフト〜な表現にする様にしておりまして(笑)、その表現の中に隠された真意とかを見抜いて貰えると結構楽しいかも、とか思う次第です。  で、このブログを始めたのは去年の9月。ここでまたブログ開設以来の検索語句ランキングとかやってみようかな、とか思っております。  語句はタイトルのみに限らせていただき、つまりはどんな作品..
posted by えみりおん at 21:08

2005年06月10日

フタコイ オルタナティブ 第10話「クマのように舞い、イカのように刺す」

 ガキ、子供、青二才。  繰り返される挫折と、一人前でない事へのコンプレックス。  父の背中は大きすぎた。  そして全てを終わりにしようとする恋太郎にかけられた言葉。  「父親そっくりの自惚れた思考回路だよ、全く」  恋太郎は気付きます。父親も完璧ではなかったのだ、と。  「どうして好きなのに別れちゃったの?」という自分の問いに、父は答えられなかった。父もまた「私は聞き分けの良い大人なんですよ」と、自惚れという名の逃げを打とうとしていた、等身大の人間だ..
posted by えみりおん at 01:57

2005年06月03日

フタコイ オルタナティブ 第9話「フタコイ」

あの時、あの時、あの時
 二人を抱けば幸せになれていたのか。そんな事は無いというのは解ってはいても、問わずにはいられない。  完全に閉塞された中、恋太郎と双樹はフタりでコイする事で前に進もうとしたが、その恋ですら、本当の恋かも解らない。  そして火事で焼け落ちた事務所。三角形の一辺が欠けただけで、全ては崩れ落ちた。  今回は、その確認のお話。  なんかあちこちでイカについて騒がれているみたいですが、あれは今回の放火魔(火事)とか恋太郎の父が命を張って死ん..
posted by えみりおん at 02:44

2005年05月27日

フタコイ オルタナティブ 第8話「サはさよならのサ」

 あくまで今までのフタコイ・オルタナティブと比べて、という感想です。  まず作画枚数が少ないな、というのが最初の感想。雨に濡れながらはしゃいで帰る三人など、いつもなら地味ながらぐりんぐりん動かしている所ですが、顔トメの髪だけ動画になっていたり、また枚数だけではなく、公彦がコーヒーを飲むカットなど、液体の入っている紙コップとは思えない速さで動かしていたりして、動き的にも結構微妙。  恋太郎が脱衣所越しに声をかけていた時点でまだ沙羅双樹はシャワーのコックを閉じたばかり..
posted by えみりおん at 02:25

2005年05月23日

ハチミツとクローバー 第6話「過去と涙と告白と」

 観覧車に乗ろう、と誘うはぐみと裕太。一人歩む花本。  理花の面影を追う真山、それを見つめるあゆみ、そして更にその後ろに彼女を見つめる森田。  この上なく美しい青春群像。  そんでもって就職で森田にからかわれたあゆみの一撃の後「じょっじょっじょっじょしはいいまきびしいからな…」藤原さんうますぎ! 滅茶苦茶ワラタ。  「お前だよ」のタイミングも見事。  本当に感情の転がし方が上手い。  ギャグとシリアスとの混合は、フタコイ・オルタナティブでも結構やってる..
posted by えみりおん at 05:34

2005年05月20日

フタコイ オルタナティブ 第7話「双葉恋太郎最初の事件」

 広すぎた父の背中の向こうが見えずに行き詰まっていた恋太郎が、沙羅双樹姉妹と出逢った事で、心のジッポーに炎を燃やすまでのお話。  非常に単純。もうこれ以上ないというくらい単純なお話ですが、その単純な話を、謎ありサービスありと楽しませてくれつつ、深い感動と共に魅せてくれるその構成と演出力は、グゥの音も出ません。  この世には、何十人と人を殺しておいても何の感情も動かされない様な作品がある中、何でもないただの日常に、これだけ心を動かされる作品もあるのです。  どんな..
posted by えみりおん at 02:08

2005年05月13日

フタコイ オルタナティブ 第6話「どうして好きなのに別れちゃったの?」

 トンネル内での背景動画、恐らく完成した絵を一回カラーコピーして画質を落としたものか、それのシミュレーターにでもかけたか、古い世界への道、という演出。また電車内からの背景引きショット、5段重ねも凄い。  更にバスのシーンは、キャラ奥にある窓からスルーして見える背景に加え、手前の窓に映り込む背景まで見せる、というTVアニメとは思えない常軌を逸した拘り。  真っ赤な夕焼けなど、下手な台詞を入れると壊れてしまうような美術の仕事には溜息が出ます。  「大人」になる事を決意し..
posted by えみりおん at 02:30

2005年05月06日

フタコイ オルタナティブ 第5話「7 DAYZ (...and Happy Dayz)」

失う事の怖さ。
 それは家族、友人、恋人。時間、世界。自分に繋がるもの。  「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」にみられた、見苦しいまでの現在への執着ではなく、いつか消え去る事を約束されているからこそ輝く、儚く美しい繋がり。
「私たちが本当にハッピーだった時の空」 「私たちが一番にいた時の空」
 過去形で語られている現在。  3話「エメラルドマウンテン・ハイ」にて、桃衣姉妹と過ごした楽しい学生時代は二度と戻ってこない様に、沙羅双樹姉妹とも別れの時..
posted by えみりおん at 01:59

2005年04月30日

フタコイ オルタナティブ 第4話「ニコパク ラプソディ」

 あれれ、今回は普通かなぁ。  シーン繋ぎがちぐはぐで、観ていて感情が綺麗に流れていかず、ぶつ切りの感覚。更に探偵事務所での会話のテンポが悪く、感覚が引っかかってしまいます。  作画の方も良い感じではあるんですが、いつものハジケっぷりは見られませんでした。  しかし、それはフタコイ1〜3話のレベルから見ての話。トータルレベルは決して低くはありません。  次を期待しましょう。
posted by えみりおん at 01:48

2005年04月23日

フタコイ オルタナティブ 第3話「エメラルドマウンテン ハイ」

 三人一緒だった日々。三人でなければ過ごせなかった日々。  あのまま一緒に過ごせていたら、エメラルドマウンテンは見つかったかもしれない。サイケな幻覚の中、青春の残像でそれは見つかったかに見えた。  「だめよ、愛」  しかし舞は、カフェインで「ハイ」状態になった様な、何も考えずに突っ走り続ける時は終わった事を愛に告げ、愛もそれに応える。  愛は、舞との繋がりを取り戻せるかもしれない、と恋太郎と共に、姉妹を繋いでいた携帯を探しに出かける。しかしそれは目の前の、浅い..
posted by えみりおん at 18:17

2005年04月16日

フタコイ オルタナティブ 第2話「ノーネーム・デイ」

 風呂帰り、街の人達とのやりとりで、主人公の立ち位置がはっきりと解るシナリオはお見事。  1話で張り切りすぎた枚数を、今回はいかに少ない枚数で効果的にみせるか。例えば長回しやスライド写真を使った1話で描けなかった「生活」の描写。  また例えば電話をどっちが取るかでケンカしている双子ちゃんの、ポーズ間を省略したギャグ的動き。  昔、写実的なアニメを作っていた監督がギャグアニメをやる事になり、座っているシーンから立ち上がるまでを丁寧に描いたところ、ギャグアニメベテラ..
posted by えみりおん at 00:13

2005年04月08日

フタコイ オルタナティブ 第1話「コロッケとヘリと地下ボクシングと私」

 うわあああ、どうしたんですか。木曜の深夜は至福タイム!?  昔は放送が始まる前には雑誌やネットなどでスタッフのチェックを怠っていなかったんですが、最近はアニメの量が余りに多すぎるのと、先入観を無くす為に、事前チェックをしない様にしてたんですよ。   ufotable だったんですね。さもありなん。  とにかくもうバカみたいなハイテンション。1話で1クール分の予算を使っちゃったんじゃないかってくらいで、動くわ動く。  数十分前のむっちりぴちぴち萌えアニメから一..
posted by えみりおん at 02:35