2007年09月21日
桃華月憚 第25話「〆(エックス)」
この作品、作画がかなりの急所。
特に今回の様に一枚絵勝負でしたらAS姐の鬼修正がビシバシ入り、ラスト近く由美子のよどんだ瞳の様に鬼気迫るビジュアルを魅せてくれるのですが、一歩気を抜けばアバンのジャンケンの様に関節があるのかよ、と言うようなショボい動きになり。
全体を通して極端に枚数を稼ぐ事を前提としている様な演出は、動きという意味での作画の弱さを、必死に誤魔化そうとしている様にも見え、素直に喜べない所もあり。
この辺はドージンワークと作りは似ているん..
posted by えみりおん at 15:31
2007年09月20日
ドージンワーク 第12話「まだまだやりたい、もっとしたい」
最高とまでは行かないまでも、綺麗に終わらせてくれました。
で、なんかこの作品、不当に評価が低いみたいで、まあ確かにアレなソレもありますが、最終話という事でちょーっと持ち上げさせてもらいます。
まず感想で何度も書いていますが、構成が実に上手い。
1話12分という短い尺の中に、しっかりとドラマが入っており、金儲け目的で足を突っ込んだなじみが徐々に同人の楽しさを知るまでの過程を、一つ一つ積み重ねて行く地道な展開。
そしてキャラクターの魅力と配置の妙..
posted by えみりおん at 07:34
2007年09月12日
ドージンワーク 第11話「なじみ とんじゃう」
アバンでの作画が見事だったので作画力復活か、と思ったのですが、本編はさほどでもなく。
しかし、お話の方はラストに向かって良い感じに進んでおります。
海合宿で売れた事ではなく「楽しかった」事に喜ぶなじみは、「同じ顔のマンガ」というネタで売れた事に不満を抱き、露理の毒舌で虐められるかねるを庇ったり、その露理にグーで反撃したり、と物語開始当初から随分と成長しました。
惚れた欲目も若干入っている純一郎の先走り、思ったよりプロ意識は強いけれど女の子に免疫が無い..
posted by えみりおん at 02:12
2007年09月05日
ドージンワーク 第10話「こんなになっちゃった」
今回はどうしたのでしょう、いつも冴えまくっているセンスがかなり微妙な事に。
変な髪形を指摘されてナルシスト入る龍一郎の反応、オチの「水もしたたるいい原稿」とか、ベタすぎて腰が砕けてしまいそう。
お持ち帰りされようとするなじみとかねるの一件も本編にはかすりもしない、ある意味無駄なシチュエーションですし。
今まではこの様なチグハグ感は見受けられず、脚本も1話からずっと同じ人なのでどうしてこうなったのかな、と不思議に。
まあ、何かの偶然という事で、次回..
posted by えみりおん at 14:47
2007年08月30日
ドージンワーク 第9話「ポロリもあるよ!同人大会」
キャラ立ちは相変わらず良い感じ。
相関図的にはソーラが一人浮いているのですが、頷き役、確認役としてそれなりに機能しています。
かねるも当初立ち位置的に心配がありましたが、最年長(だよね?)としての責任と幼い自己とのギャップに悩んだり、また人なつっこい性格が、とても良い感じ。
サブタイのポロリはどうしたんだ、というのを忘れた頃にソーラがポロリするネタの振り方とかもセンス良く。
ストーリーもかなり多角的に進んでおり、それでいてサービスも忘れない良質のエン..
posted by えみりおん at 21:26
2007年08月22日
ドージンワーク 第8話「全部見えちゃってる!」
ほのぼのSMアニメ。
新ジャンルです。
一応主人公こそはなじみですが、実は裏で全てを操るつゆりんという存在がなければ光らない彼女。
このつゆりんこそが影の主役です。
罠を仕掛けて、なじみとかねるを引っかける彼女ですが、そのやり口が巧妙。
つゆりん自身は「〜しなさい」とか「〜しなければ」と強要する様な事は殆どしておらず、なじみ達本人が持つ内なるマゾ心を目覚めさせ、勝手にドツボにハマる様に仕込んでおり。
これ、スゴイですよ。..posted by えみりおん at 02:49
2007年08月15日
ドージンワーク 第7話「素晴らしき哉、BaLaの香り」
他人の不幸は蜜の味。
意外とサディズムというのは、マゾヒズムより描くのが難しいかと思われるのですが、つゆりんのソレはなかなか高度。
一度罠を仕掛けたら後は放置プレイにて、相手がドツボにハマるのを楽しむだけ。
この時、後をつけて遠くから様子を眺める様なヤボったいマネ等せず、部屋でひとり人の不幸の味を楽しみながら、その想像に耽るつゆりんは、かなりハイレベルのサディストです。
ええなあ、こーゆーコミカルなソフトSMアニメ。
posted by えみりおん at 02:05
2007年08月08日
ドージンワーク 第6話「先に浴びちゃうね♥」
掃除機を持ってくるつもりがバスでシャワー浴びちゃって「あぁ〜気持ちいい」というドジっ子とか、かなり高度なギャグかましてきてますが、演じているお方の豪快な棒読みっぷりから、恐らくこのギャグ理解してねえだろうなぁ、とか思ったりして(笑)。
憧れの作家に出逢えて大感激のかねるを見て、なじみは本を譲る訳なんですが、このシーン、結構良く出来てます。
かねるの真っ直ぐな性格に「年上なのにちょっと可愛いな」と感じてしまった、という事も勿論あるのですが、「その貴方が憧れてい..
posted by えみりおん at 04:54
2007年08月03日
ドージンワーク 第5話「ふたりでしましょ」
うぎゃー。
また作画がボロボロに。
作画以外は悪くないんですが、こーゆー作風ってホラ、土台がしっかりしている事が前提なんですよね。
コミックバンドとかって、演奏や歌のクオリティが恐ろしく高いじゃないですか。
それは高度なテクニックという裏付けがあるから、ハチャメチャなおふざけをしてても安心して笑える訳で、下手くそな素人がふざけた演奏するのとは全然世界が違う訳で。
こんな感じで隙を作ると、格好のツッコミ所に。
がんばってー。
posted by えみりおん at 00:48
2007年07月25日
ドージンワーク 第4話「おやめください、ご主人様」
「なじみは、M」
来ましたね、テーマ。
一貫した羞恥プレイの展開。
シンプルすぎるほどシンプルに収束させた作りは、好感が持てます。
またキャラの配置もしっかりしていて、当初どんな位置づけにするつもりだろう、と思っていたジャスティスを娘を心配するお父さんに据えて来ました。
冷静な毒舌ツッコミ(更に言えばS)はお母さんの露理。
これ、瀬戸でサンちゃんを心配して暴走する豪三郎と、冷静なツッコミでそれを止める蓮と全く同じ構図で、スタンダードですがそ..posted by えみりおん at 13:51
2007年07月22日
ドージンワーク 第3話「私…うれごろ?」
うわわのわ〜。
ヤヴァいよ作画ヤヴァいよ〜。
と言いますか、中抜きとか今回のような2D反転の様な、特殊な演出を多用する作品で作画がヤヴァいと、もう目も当てられません。
良い機会なので言っちゃいますが、OP主題歌。これもヤヴァいです。
なんかもう、前後の繋ぎとか構成とか考えずに張り付けた様なチグハグなメロディパーツの集合体で、「一つの曲」になっていません。
ネタや構成的には毎回守っているモノなどあり、かなり堅実で好感は持てますが、今回の様な..
posted by えみりおん at 10:50
2007年07月11日
ドージンワーク 第2話「はだかのお嬢様」
その昔、とあるギャグアニメで実写畑の演出さんが、座ったキャラを立たせるのに実写よろしく丁寧に立たせようとして四苦八苦していた所、ギャグアニメベテラン演出さんが「座ってた画の次は、もう立たせておけば良いのに」、とアドバイスした逸話があります。
不要な動きはテンポを崩し、優れた間は笑いを作ります。
作画だけでなく、ありとあらゆる枝葉末節をごっそりそぎ落とし、徹底的に世界観をシェイプアップさせる。
そして出来上がったのが、エログッズに恥..
posted by えみりおん at 02:14
2007年07月10日
もえたん 第1話「マジカルティーチャー」
予想通りのグダグダ展開で笑ってしまいました。
つかまあ、これに関しては先情報で大した事は無さそう、と思っていたのでショックは無く。
ぶっちゃけ萌えエロ作画しか期待していないので、そう最初から割り切れれば気分が楽です。
あの制服、チンチクリンのいんくちゃんが着るから可愛いわけで、これをちゃんとした頭身の女の子が着るとすげえ違和感が。
あと、ドージンワークのEDもそうでしたが、ブルマのお尻を見ると拘りが解りますね。こちらではヒップラインを丸く包み込む様な..
posted by えみりおん at 00:00
2007年07月04日
ドージンワーク 第1話「初版『はじめての×××』」
キャラクターの魅力は抜群で、さすがはぽか〜んの八谷監督。
エッチっぽいネタも、即物的にパンツみせたりとか画面に媚びたりなどのレベルの低い事はせず、恥ずかしい会話を電車の中でさせたり、ほんの日常的な仕草のなかにフェティッシュな演技をさせたり、と実に上品で高度なエロ。
キャラクターデザインも秀逸で、スレンダーで棒っ切れの様な手足に、ボディラインがくっきりと解るピッチピチな服。
露理のストーンと来るぺったんこさや、なじみの申し訳程度の貧乳は絶品。
群衆..
posted by えみりおん at 02:13