2012年04月22日

エウレカセブンAO 第1話「ボーン・スリッピー/deep blue」

 確かに物語には対立が必要ではあるのですが、どうも互いに理解し合おうとしないで一方通行に叫び合っているだけの様に見えてしまい、見ていてしんどいです。  前作もヒステリックなホランドの言動がかなり見ていて「引っ張られる」ところがあり。  丁寧に作られてはいるようですが、肌に合いませんでした。
posted by えみりおん at 19:39

2005年09月10日

オーバーマン キングゲイナー 第1話「ゲインとゲイナー」

 ネットゲームのキングであるゲイナーがオーバーマンを操れる、というのは解るのですが、ただの学生であるはずの少年が、拳銃の扱いに慣れている描写とか、変な所は多少。  また、ゲイナーの行動原理が今ひとつ掴めません。例えばエウレカセブンのレントンで言えば、エウレカへの恋心、というのが彼の行動の全てを支配していると言っても良いでしょう。  その様なものが今回ゲイナーには見つける事が出来ませんでした。  しかし、次から次へとわんさか登場するキャラクターの個性的な事。名前こそは..
posted by えみりおん at 20:27

2005年08月06日

交響詩篇エウレカセブン 第16話「オポジット・ヴュー」

 うーん…悪くは無い。悪くは無いんですが…。  なんかここんところ、モチベーションを必死に上げないとエウレカセブンが観られない気分。  丁寧に作られ、決して悪い作品では無いと思うのですが。  趣味の問題でしょうか。  観るのが辛くなった時が切り時。  なんか煮え切らないまま、視聴断念。
posted by えみりおん at 23:50

2005年08月06日

交響詩篇エウレカセブン 第15話 「ヒューマン・ビヘイヴュア」

 「後始末は自分でつけろよ」  「何言ってるんですか、当たり前ですよ!」  今なら何かが出来るかも知れない。  力の象徴であるロボットのオモチャを手にしたレントンは、自分の中の力に自信を持つようになってきました。  無論、それは良い事でもあるのですが、自分が起こした事がどのような結末を迎えるかも予測出来ない、ただの子供っぽさと何ら変わりが無いのかも知れません。  ゲッコー号の一員であるレントンの親戚、という事で逮捕される気の良い叔父。ニルバーシュで楽しそうに..
posted by えみりおん at 23:23

2005年07月21日

交響詩篇エウレカセブン 第14話「メモリー・バンド」

 EDとかなら特に気にならないんですが、OPはやはり番組の顔。  かっこ悪く素直で真っ直ぐな少年の物語を、気怠さにセンスを求める野太い男声のラップで歌われても困ってしまいます。  タイアップも、もう少し考えて欲しい。
posted by えみりおん at 08:37

2005年07月10日

交響詩篇エウレカセブン 第13話「ザ・ビギニング」

 正直、ここんとこ煮え切らない話が続いていて、今回がつまらなければ切ろうと思っていましたが、踏みとどまりました(笑)。  レントンとはまた違った意味での、少し危険な真っ直ぐさを持つドミニク。しかしその少年っぽい真っ直ぐさ故、レントンと通じる所があり、敵同士であるにも関わらず、小さな友情さえ芽生えかけた…ところに、大人同士の爆撃に巻き込まれる。  戦いが無ければ、良い友人になれただろうに。いや、逆を言えばこの試練があったからこそ、二人は出逢えた、とも言えるかもしれません..
posted by えみりおん at 18:58

2005年07月03日

交響詩篇エウレカセブン 第12話「アクペリエンス・1」

 性器をさらけ出す便器、「肉」を入れる冷蔵庫。性的な揺さぶりをかけられるレントン。リビドーに追われる中、姉の姿をかいま見る。  そしてそれを救ったのは、つがいの片割れ、雌のアゲハであった。  今まで小さな小競り合いばかりが続いていた中、今回は珍しくダイナミックな艦隊戦。  少なくとも、見ていて楽しい1話でした。
posted by えみりおん at 07:35

2005年06月29日

交響詩篇エウレカセブン 第11話「イントゥー・ザ・ネイチャー」

 どうもホランドの性格が掴めない。ヒーローであり、生活にだらしなく、強引で人にあたら散らす割りには艦長という席に収まっている。  多面性というよりも、芯が通っていないように感じるのが辛い。  新キャラ、アネモネはなかなか強烈なキャラではあるのですが、今回は見所が彼女にほとんど吸い取られてしまっており、レントンはなにするでなく状況に流されているだけ。  作戦の目的も解らないので、「とりあえず外に出てみたらやられちゃいました」ぐらいにしか受け取れませんでした。  ..
posted by えみりおん at 14:41

2005年06月20日

交響詩篇エウレカセブン 第10話「ハイアー・ザン・ザ・サン」

 前回の押し孫みすぎ展開にかなり不満があった造ですが、今回はそのフォロー。  ホランドの苦しみ、エウレカの瞳、レントンの置いてけぼり。ホランドとタルホのやりとりで暗くなりそうになったらレントンのスケベ心を持ってきたり、かと損えばエウレカの何かを探す瞳を撮しと、実にバランス良く見せてくれます。  ストーリー的には・きな進展こそありませ造が、この様なフォロー話が無いと、作品全体に偏りが出来てしまいます。  昨今流行の1クール遜了でない強みですね。
posted by えみりおん at 12:43

2005年06月12日

交響詩篇エウレカセブン 第9話「ペーパームーン・シャイン」

 小さい所ではホランドの八つ当たりから始まり、宗教、政治、戦争。  ずっと箱の世界で育ってきた少年に向かって、世の中の矛盾が一気に襲いかかってきました。  しかしまた詰め込んだものです。本来ならじっくり2話はかけて描いてもらいたかったお話。  日曜の朝からフタコイみたいに、終始うじうじとされてても困りますが、世の矛盾に対しての、レントンのリトマス反応が、尺の都合上殆ど描かれなかったのが非常に辛い。  レントンが信じているホランドやゲッコーステートのメンバーは、..
posted by えみりおん at 07:54

2005年06月06日

交響詩篇エウレカセブン 第8話「グロリアンス・ブリリアンス」

 大人のやり方に納得出来ずにふてくされるレントン。この「ふてくされる」というのが子供っぽくて良い。  子供達は訳が解らなかったんだろうけど、エウレカは平気な顔をして食事をしており、これはまあラストで金だけ貰ってティプトリーを奪還する事がゲッコーステートのやり方だ、という事を知っていたからだろうし。  そしていよいよ動き出したドラマ。反政府組織ヴォダラクとの接触。  まるで訳の解っていない新参者のレントンの眼は、そのまま視聴者の眼です。  謎だらけのこの作品です..
posted by えみりおん at 13:01

2005年06月04日

仮面ライダー響鬼 第18話「挫けぬ疾風」

 地道にフラグを立てまくっている明日夢くん。てめえ、盲腸で入院うんぬんとか言って心配さたせ割には、楽しい学園生活送ってるじゃねえか。  そしてナチュラル〜にバイト状態に入ってしまった明日夢と、走るアキラに連絡を取り合うヒビキ。  情報により繋がるドラマ。自然に猛士の一員として溶け込んでゆく様は、エウレカセブンでゲッコーステートに家族として迎え入れられてゆくレントンと重なります。
「鬼のイブキ君は、一人前の鬼って事だね」
 こちらは「轟く鬼」で見せてくれたような熱い..
posted by えみりおん at 23:00

2005年06月04日

交響詩篇エウレカセブン 第7話「アブソリュート・ディフィート」

 純真な少年をオモチャにして笑いモノにする、それもひねくれた愛情の裏返しってヤツで、何とも非道く、また微笑ましい仕打ち。  そしてそれはゲッコーステートにおけるレントンの居場所を確認させてくれたイベント。  自分の居場所を奪われたと思ったムーンドギーの嫉妬が恐ろしく人間くさく、勘違いと天然が渦巻く中、また一つみんなの絆が強く結ばれたのであった。  そうそう、この様な日常をしっかりと描いてくれれば、どんなハプニングが起きようと崩れるような土台にはなりません。  ..
posted by えみりおん at 22:00

2005年05月23日

交響詩篇エウレカセブン 第6話「チャイルドフッド」

 「ちいせぇなぁ! オレがもっとでかいイタズラを教えてやる!」  未熟な母親しかいなかった子供達に、「アニキ」が出来た瞬間です。  正直、先も読めてしまいましたし、こんなもんかな、とか思っていたんですが、この台詞でスコーンと突き抜けました。  やはり見せ方ですね。  今回の事件を通じてホランドは、この船には「大人」がいなかった事に気づきます。その為にホランドはレントンに罰を与え、子供達も、そして母親であるエウレカもすすんで罰を受けました。  ゲッコー..
posted by えみりおん at 12:49

2005年05月18日

交響詩篇エウレカセブン 第5話「ビビット・ビット」

 愛しのエウレカの前でゲロんちょ吐いて、情け容赦のない子供達にそそのかされてエンガチョされるレントン。  いや、サイコーにカッコワルイ。だからこそ親近感が沸く。  タルホのオモチャ状態のレントン君。今回はそのタルホメインのお話。  この様な集団劇の場合は、キャラクター紹介を焦らずに、ゆっくりとほぐして行くのが鉄則。  そしてタルホの危機に立ち上が…れずにボコボコにやられるだけのレントン。良いところはエウレカやホランドに持って行かれ、当人は気絶。  しかし..
posted by えみりおん at 08:15

2005年05月11日

交響詩篇エウレカセブン 第4話「ウォーターメロン」

 ハミんちょにされ、パシリにされ、ゲッコーステートの現実を知るに、夢砕かれるレントン。  いきなりヒーローになるでもなく、戦わなければならない宿命もまだ無い主人公は、いいように使われる日々に不満たらたら。  しかしそれはレントンがまだゲッコーステートの一員では無い証。  賞金モノには手を出さず、波乗りにアンテナをとがらせ、臓器売買にまで手を貸す、そんな彼らを徐々に知って行き、尊敬し、そして反発しながら、ゲッコーステートの一員として溶け込んで行く様子を丹念に描いてくれ..
posted by えみりおん at 00:18

2005年05月01日

交響詩篇エウレカセブン 第3話「モーション・ブルー」

 主人公を突き動かしているものが幼いスケベ心、というのが痛快。  エウレカの青白い扁平顔と、あのギョロッとした目玉に、ファーストインプレッションでは何か心の奥を見透かされそうな恐ろしさを感じたんですが、実際にキャラクターが動いてみると、護ってあげたくなるような儚さと、ナイーブでピュアな「可憐さ」が浮かび上がり、レントンでなくともデレ〜っとしてしまいそうな女の子。  このヒロインは良くできたものです。  祖父との別れに「飛翔、旅立ち」のメタファーであるを映像..
posted by えみりおん at 15:17

2005年04月24日

交響詩篇エウレカセブン 第2話「ブルー・スカイ・フィッシュ」

 レントンが何度も繰り返す「わかんないよ」という言葉、しかし現実は次々と降りかかってきて、翻弄されつつも、少年はソレを自分の手で掴み取りました。  レントンと同時に見ている我々も、まだ見えない世界観の中、画面から押し寄せる圧倒的な説得力でねじ伏せられ、彼と体験を共にします。  ここが良い、あそこが良い、と上げていたらキリが無いのでいちいち上げませんが、スタンダードで解りやすいストーリーに丁寧に肉付けし、まとまりがありかつエキサイティングな作品に仕上がっています。 ..
posted by えみりおん at 07:54

2005年04月20日

交響詩篇エウレカセブン 第1話「ブルーマンデー」

 閉塞感にまみれた最悪の街に住む少年レントン。嘆きつつも希望を決して失わない彼の前向きさ。鼻水垂らして悔しがる、その少年らしいまっすぐさ。  そこに突如現れた外の世界からの来訪者。そのLFOに憧れ、搭乗者の女の子に惚れ、と感情をストレートに出す主人公には、実に入り込みやすい。  世界設定やメカよりまず先に、キャラクターで視聴者の心を掴もう、というスタンスに好感が持てますし、事実、正直辟易していた最近の「巻き込まれ型」の主人公ではなく、自分の信念により現状を打破しようと..
posted by えみりおん at 05:22
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