2008年10月10日
のらみみ2 第1話「キャラバス出発進行/ちるちるさくら」
相変わらず良い話。
そして、相変わらず微妙な映像。
どうも、ストーリーが良いのでそれに寄っかかってしまっている感が強く、それが1期の頃から気になっていた部分です。
カブレロが持ってたラーメンをこぼすカットにせよ、Aパートで喜びに踊るのらみみにせよ、中途半端なんですね。
派手に転ばすなら徹底して派手に、地味に転ばすなら徹底して地味にして欲しいのですが、どちらでもない。
映像に力が無いせいでメリハリが付きません。
それでもストーリーが..
posted by えみりおん at 09:45
2008年02月03日
のらみみ 第4話「あまのじゃくシナモン」
コロコロとひっくり返るシナモンの言動とその心の内が実に深く、子供特有の素直になれない症候群として、魅力的に描かれていました。
しかし、1話からずっと感じていたアニメ的な弱さがあまり改善されていないのが辛く。
あの絵柄で淡々と綴られる日常は「丁寧」に描かれるべきで、それが「凡庸」にしか見えないのがこのアニメの弱さ。
例えば今回の町内芸人大会など、彼らの芸が面白いのかつまらないのかはっきりしない描かれ方。
会話のテンポもあまり「間」というものに興味が..
posted by えみりおん at 22:17
2008年01月28日
のらみみ 第3話「のらみみサンシャイン/ぼくのスーパーロボ」
9Bメンテナンスモードはなかなか良かったのですが、1話(除くアバン)から通して作画があまり良くありません。
のらみみが両手首を肩まで上げて指をワシワシやる多分キメポーズとか、今回の流線背負って叫ぶカットとか、微妙に外してしまっている感が。
まあ、手ワシワシのそれは演出かもしれませんが。
頑張っているとは思うのですが、なかなか。
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posted by えみりおん at 01:52
2008年01月20日
のらみみ 第2話「はじめての代キャラ/オヤジ参観」
凄いと思ったのは、人間達のリアルな生活感。
もともとオバQが発祥のキャラ物は、現実の中に非現実が入り込んで生活するというファンタジー。
しかし、そのマンガなりアニメの「現実」は、かなりキャラ寄り、ファンタジー寄りです。
逆にこの作品での「非現実」は、かなり「現実」に寄っており、同様に現実側もかなりリアルになっています。
微妙に生意気になってしまった少年、子供を取られるのが恐い父親。
かなりマンガチックにデザインされ..
posted by えみりおん at 21:57
2008年01月14日
のらみみ 第1話「居候の世界/うたうコトリ」
ちょっと切ないハートフルコメディ。
お話はとても良く練られていて、良い感じです。
アバンが猛烈に良かったのでかなり期待してしまったのですが、本編に入るとアニメ的な部分で少し凡庸になってしまい。
時間経過モンタージュの空を見せる間が短かったり、真夜中なのにめまぐるしいカット割りをしてたりとか。
ちょっと演出の部分に不安が残ります。
原作未読ですが、恐らくこの魅力は原作のものでしょう。
それを越えるか、より生かす感じのものを期待します。
..
posted by えみりおん at 22:56