2012年04月27日

坂道のアポロン 第2話「サマータイム -summertime」

「けいおん!」では練習をしない、親や学校からの反対などの障害が無い事などが指摘されております。  その要因の一つには「練習はキツいもの」、「障害は嫌なもの」という思い込みがあるのではないでしょうか。  今回の様に2階と1階をドタバタ往復しながら練習する薫はマヌケな感じで楽しかったし、境内でのケンカはむしろスカッとしました。  描き方一つだと思うんですよ。  作品を作りなれていない人達は、どうしてもシリアスシーンは死ぬんじゃないかと思われるくらいまで極端にシ..
posted by えみりおん at 19:32

2010年11月25日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第8話「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」

わーい(嬉しい顔)  毒にも薬にもならない体裁にして、適当にシゴトとして可愛い女の子だけ描いてればただの萌えアニメですんだはずの所を、叩かれる事を覚悟で問題提議してきたのには頭が下がりました。  スタッフが本気で語っているところを、アニメ感想書きの私が日和見する訳にもいきません。  最近はオブラートに包む書き方を心がけてきましたが、今回は剥がさせていただきます。  私もそこそこライトノベルと言われるものは読んでみましたが、一部の作品を除いて読むのが困難な作品がとても多かっ..
posted by えみりおん at 04:10

2010年11月23日

それでも町は廻っている 第7話「愛のナイトウ避行」

わーい(嬉しい顔)  少年にちょっと悪いことを教えてくれるお姉ちゃん。  この「ちょっと」という辺りのさじ加減一つで、人生を狂わせる悪女になったり、想い出に残る素敵なお姉ちゃんになったり。  夜の街で様々な冒険をする少年。  同じシーサイドなのに夜はオヤジが集い、同じコンビニなのに窓の外は真っ暗。  そして初めて日をまたぎ、観念というものに目覚める。  こうやって一つひとつ色々なことを知っていき、大人になるのです。  しかしラストシーンはそのお姉ちゃんと一緒にお..
posted by えみりおん at 20:39

2010年10月11日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」

 桐乃の裸足はなかなかエロ可愛くて素敵ですね。  もともと家の中でも結構ファッショナブルみたいなんですが、そんな子が無防備に裸足を晒している様は、服装と幼さとのアンバランスでとても可愛らしく見えます。  ただ、原作にもあった桐乃の「チッ」という舌打ちだけは止めた方が良い気が。  文字だけなら我慢出来ても、実際に音になるとかなりのイメージダウンになると思います。  それとバジーナさんが四つ指を立てていましたが、これテレビなどではNGだった気が。  ちょっと..
posted by えみりおん at 00:30

2010年09月30日

けいおん!! 第26話「番外編 訪問!」

 この様な閉じた世界の中で永遠にループを約束されているアニメで似たものに、ひだまりスケッチがあります。  個人的にひだまりスケッチはとても好きなのに、けいおんには妙な引っかかりがあって楽しめなかったのは何故だろうかと考えてみたのですが、「観察」と「演出」の違いなのではないかと思いました。 「ひだまりスケッチ」の場合は、箱庭の中で自由に遊んでいる女の子たちをいかに魅力的に撮影するか、というコンセプトを強く感じ。  そこにはカメラの存在を意識させずに、自立的に動く女..
posted by えみりおん at 22:27

2010年09月22日

けいおん!! 第25話「番外編 企画会議!」

 今回の脚本は花田さんだと絶対に確信があったんですが、横谷昌宏さんでした。  花田さんシナリオだと思った理由は 1.コスプレや着替えがある。 2.回想シーン、妄想シーンがある。 3.台詞がてんこ盛り。  前回はコレでバッチリ当てたんですが、まだまだ私も修行が足りないなあ。  ラストでエキストラの女の子たちが次々と撮されていくシーンは実に気持ち良く、特にバレー部の女の子たちの小芝居が楽しかった。  青春時代が夢なんて、あとからほのぼの思うもの。..
posted by えみりおん at 19:25

2010年09月15日

けいおん!! 第25話「卒業式!」

 なかなか感動してしまいました。  黒板いっぱいに描かれた寄せ書きに「消せないじゃない」と呟くさわちゃん先生のシーンには、じわっと涙がにじんできてしまいましたし。  が、なんか強い違和感があって、心がそこで感動を拒否しました。  何故だろう…。考えてみました。  公私ともにお世話になった軽音部員ならともかく、さわちゃん先生ってここまでされる程クラスの生徒に慕われる描写があったかな、というところだったんですね。  そういう「設定」ならありました。  ..
posted by えみりおん at 11:42

2010年09月12日

けいおん!! 第23話「放課後!」

 作品全体の統一感の無さとかキャラに頼りすぎた作りであるとか、色々と文句も言ってしまいましたが、好きでなければ1クールから全話見たりしません。  作画と演出のレベルの高さ。  律っちゃん、唯をはじめとする声優さんのナチュラルなヘンな演技。  実際楽しかったし、自分でも楽しんでいました。  ただなんかこう、残るものが無いんですよね。  それはただ単に日常の一部分を切り取るという作風なので仕方のない事なのでしょうか。  しかしエンターテイメントというの..
posted by えみりおん at 02:25

2010年09月06日

けいおん!! 第22話「受験!」

 取り残される側というのはやはりドラマになるので、2期に入ってからは梓視点が非常に多くなってきており。  そんな中、今回は純の存在が巧く活かされています。  いつも大雑把な彼女ですが、梓がチョコを渡しそびれている時にさり気なく何度も後押ししてくれたりなど、いつもと違う魅力をみせてくれていて良かった。  そして今回非常に印象的だったラストシーン。  ケータイを見て泣いている憂に気づき、まさかと梓の方へと振り向く純。  梓は涙目で何度も純に頷く。  花..
posted by えみりおん at 14:46

2010年08月31日

けいおん!! 第21話「卒業アルバム!」

 髪フェチにはたまらない1話だったことでしょう。  全体を通して1カットをゆったりと撮ったり、またジャンプカットの多用などから、コンテは監督の山田尚子さんかなとか思ったのですが、北之原孝將さんでした。  成長も卒業も、自らが為るのではなく、時に押されて成る辺り、日常系アニメらしいところでしょうか。  卒業写真に写る笑顔の見えない4人の表情が印象的でした。
posted by えみりおん at 19:20

2010年08月19日

けいおん!! 第20話「またまた学園祭!」

わーい(嬉しい顔)  さすがに1クールの折り返し地点になると傑作が目白押しですね。  CMを除くライブシーンが完全リアルタイムで進行しており、「本編に必要の無い」必要なグダグダートークが垂れ流されていた辺り、高校生学園祭っぽくて楽しかった。  トークの途中で時々写メを撮る腕が伸びたり、あずにゃんが振り向きざまにネックをスタンドにぶつけたりとか。  サビで唯がみんなに歌ってもらいたくて前傾姿勢でマイクを前に突き出すと、あのアホの子の事だからダイヴでもするんじゃないかとで..
posted by えみりおん at 02:25

2010年08月11日

けいおん!! 第19話「ロミジュリ!」

 やっぱ女の子たちが可愛いから、ついダラダラ見ちゃうなあ。  見てる間は幸せだからいいかぁ〜。
posted by えみりおん at 11:25

2010年08月04日

けいおん!! 第18話「主役!」

 このベタでくどい台詞回しは何か花田さんっぽいなあ、とか思っていましたが、メイドさんとか妄想シーンとかが出て来た時点で、ほぼ確信してしまいました。  キャラのイジり方など、さすがはという感じ。  お前ら三年生なんだからそろそろ勉強しろよ〜。
posted by えみりおん at 02:33

2010年07月28日

けいおん!! 第17話「部室がない!」

 唯が梓に、のどかの席を勧める時とか、訳の解らない台詞のセンスとかは面白くて楽しめました。  映像的には申し分無いのですが、ストーリーが弱いのは相変わらず。  憂が寝込むなんてモチーフはそれだけで1話は軽く引っ張れる美味しいネタなのに、歌詞のオチに使ってしまうなどとても勿体ない事をしていて残念。  また歌詞でラストを締めるなら、その前振りは冒頭に欲しいところ。  悪い意味での四コマ漫画的な散漫さが気になります。
posted by えみりおん at 02:26

2010年07月21日

けいおん!! 第16話「先輩!」

わーい(嬉しい顔)  日常系萌えアニメに葛藤は不要、とか思っている人達が多そうですが、そういうのは葛藤というものを大げさに捉えすぎなのではないでしょうか。  人が死んで泣き叫んだり、慟哭したり、怒り狂ったり。  いえいえ、そんな大仰な。  昔の自分はしっかりしていたのに、軽音部に入ってからは先輩たちの楽しいペースに乗せられてしまう。  悩むあずにゃん。  このままでは自分はダメダメになってしまうのでは…!  …でも先輩たちといると楽しいし…..
posted by えみりおん at 03:05

2010年07月14日

けいおん!! 第15話「マラソン大会!」

 ちゃんとウインカーを出して交差点に止まるなど、アニメでは面倒でついスッ飛ばしてしまうプロセスをちゃんと見せている辺りは凄いなあ。  軽音部の4人を追い越していく生徒達は、たぶん髪の毛と髪の色をすげ替えたコピペだと思うんですが、一目でそれが判断出来ないところも良くできてる。  この辺はさすが京アニといったところです。
posted by えみりおん at 01:57

2010年07月07日

けいおん!! 第14話「夏期講習!」

 澪の目から涙がぶわわわっと溢れるカットは爆笑しました。  紬は別に物理的に殴られる事を望んでいたわけではなく、みんなの輪の中に入りたかった訳で。  ある意味、こんなになるまでキャラ造形をほったらかしにされていた紬が憐れに感じてしまうくらいのエピソードでした。  実際今回の視点は世話焼きな律にあり、ラストの美味しい所もぜんぶ彼女に持って行かれた形。  シリーズ終わるまで紬はこういう立ち位置なんでしょうね。
posted by えみりおん at 12:07

2010年06月30日

けいおん!! 第13話「残暑見舞い!」

 変なホラー演出と夢が交錯していて一体何をやりたいのかと最初は混乱していましたが、なるほどそういう事だったんですね。  バックは環境音中心でBGMを殆ど入れていなかったので、セミの声も相まってジリジリとした梓の焦りが際立ちます。  受験勉強で先輩達と会えない梓は、憂や純と遊んでいてもどこか上の空。  そして見るのは先輩達の夢ばかり。  みんなが卒業したら独りぽっちになってしまうという不安は、今まで伏線として色々と張られていました。  そして夕方、..
posted by えみりおん at 22:52

2010年06月28日

けいおん!! 第12話「夏フェス!」

 演奏が始まったら音圧でフレームが揺れる演出は面白かった。  ムギの庶民ボケとか澪の音楽フェチとか、キャラの掘り下げが一辺倒になって来ているのは残念。  もう少し広げられたら面白くなりそうなんですが。  夜、唯が一人で遠くの音楽を聴いているシチュエーションは良い感じ。  あずにゃんが寄ってきて一緒に座るまでは良かったのですが、その後ゾロゾロと全員集まって来てしまい、せっかくの静かな雰囲気が薄れてしまったのが残念。  こういうシーンに限らず、キャラを全員出..
posted by えみりおん at 18:51

2010年06月16日

けいおん!! 第11話「暑い!」

 紬があのアイスボックスをどうやって自宅から持って来たのかとか、なぜあのタイミングまで出さなかったのかとか。  あんまり深く考えていなさそうなので、突っ込むのは野暮というものでしょうか。  ただ、やはり作画や演出は素晴らしいので、色々と勿体ない気がします。
posted by えみりおん at 04:08

2010年06月09日

けいおん!! 第10話「先生!」

 Aパートまでは無駄のない展開で良い感じ。  特にAパートラストで先輩からギターを受け取るシーンで、唯が初めて見せた「引っかかり」。  あ、これは何かやるつもりだな、と期待。  しかしBパートからは無駄な妄想シーンが挟み込まれ、この辺から妙な展開に。  そしてラスト近くでさわちゃん先生が前に出ちゃった所で、あれあれあれ、と。  何でオチだけ、さわちゃん先生が持ってくの?  カメラはずっと軽音部を追っていましたし、あれだけ意味深に描写された唯のギター..
posted by えみりおん at 04:08

2010年06月02日

けいおん!! 第9話「期末試験!」

 もう、おばあちゃんがいつ脳溢血か何かで倒れるんじゃないかとドキドキしてましたよ。  冒頭で唯は頑張ると口走っていましたが、何が彼女をそうさせたのか。  今回の様に、お世話になったおばあちゃんの為にとか、色々な事件や事象の積み重ねがあって人は成長していくもの。  お話が今までに積み重なってさえいれば、自然と一緒に説得力というものが付いて来ます。  しかし、ヤマを張っただけでのあの点数には説得力は無く、天才だからで済まされてしまうのでしょうか。  作画..
posted by えみりおん at 02:17

2010年06月02日

けいおん!! 第8話「進路!」

 ああ、なんか本当に卒業させるつもりみたいですね。  全体の構成的な不安もあるのですが、今現在これだけ売れている作品を事実上完結させる事になる、卒業というイベントをスポンサー的にGOサイン出せるのかな、というのもありまして。  でも2期に入ってから、あずにゃんの独りぼっちネタとか色々と伏線を張っている様で、どうやら本気かな、とか。  今回は等身大「らき☆すた」という感じで楽しかった。  幼少時の唯は、一歩間違えば特別な学校に行っていたかも知れない様な言..
posted by えみりおん at 00:58

2010年06月01日

けいおん!! 第7話「お茶会!」

 澪がイジり易いキャラなのは解りますが、ここまでやるとちょっと痛々しいかなあ。  唯と律の扱いが全く同じだったりとか、和がここまでやる(若しくは許す)動機付けに無理がありそうとか。  演奏シーンの構図なども、どんどん拘りが無くなっている感じ。  そろそろ作画力だけではカバーしきれなくなって来ている気が。
posted by えみりおん at 13:01

2010年05月30日

けいおん!! 第6話「梅雨!」

 キャラクターデザインの段階でそうなんでしょうが、この娘たちの体型が胴長短足の古き良き日本人体型なのがリアルで可愛い。  居間で憂と一緒にギー太抱えてる唯の後ろ姿なんか、お尻の筋肉をベターッと床に落としただらしない座り方。  こういう無防備なポーズがまたエロい。  原画にはほっちゃんや石立さんも居ましたし、作画アニメとしては垂涎ものです。  あと、唯の「あはぁ〜いひぃ〜ぃ」という力の抜けた声とか、まいど律っちゃんの変なイントネーションとかも楽しい。 ..
posted by えみりおん at 04:07

2010年05月24日

けいおん!! 第6話「梅雨!」

 箱庭の中の女の子を眺めるのは楽しいものです。  そこには視聴者がキャラに心を投影するようなドラマは無く、彼女達は勝手気ままにはしゃいで、我々を和ませてくれます。  それは一方通行に愛でるものなので、テレビを消せば忘れて良いんです。  彼女達の事を心配したりする必要もありません。  それが萌えアニメというものなのです。
posted by えみりおん at 01:52

2010年05月18日

けいおん!! 第5話「お留守番!」

 冒頭の妄想シーンはいただけませんでしたが、微妙に噛み合っていない三人の会話はとてもリアルで面白かった。  そして、なかなか目を惹いたのはバッティングセンターでのフォーム。 「大正野球娘。」でもあったのですが、下手くそな打球フォームなどを見事に再現しており感服しました。  優れたアニメーターは動きに対してプロなだけに、美しい動きであるとか気持ちの良い動きなどは普通に描けると思います。  しかしその様な動きに優れた人達というのは、逆に「動けない人の動き」とい..
posted by えみりおん at 16:24

2010年04月28日

けいおん!! 第4話「修学旅行!」

 ドラマが無いのはもう諦めていますので、その辺は特に語りません。  そして、やっぱ女の子達が楽しそうに遊んだり笑ったりしているのを見ているだけで、人間というのは幸せになれるもんだなあ、としみじみと。  律っちゃん役の佐藤聡美さんによる、「なんだぜぇ〜い」みたいな妙なイントネーションとリズムも、楽しさを倍増させてくれますし。  今回は妙に作画に力が入っており、どのキャラも本当に魅力的に動いており。  可愛い女の子を愛でるアニメとしては、極上のモノだと思い..
posted by えみりおん at 02:20

2010年04月21日

けいおん!! 第3話「ドラマー!」

 今回も楽しかった。  やっぱバンドものでは、パート入れ替えネタは欠かせませんな。  目立ちたがりの律っちゃんが自分の居場所を再確認したり、澪のベースへの拘りも描かれていて。  ムードメーカーだけれど頓珍漢な方向に突っ走ろうとする唯と、それにツッコミ入れるあずにゃん。  …で、一人だけキャラが立っていないのは眉毛さんなんですよね。  一応、軽音部のサイフとか百合好きとかというネタはありますが、5人の心の繋がり的な部分では確かに弱く、制作者も扱いに困ってい..
posted by えみりおん at 02:15

2010年04月14日

けいおん!! 第2話「整頓!」

 今回は演出も作画も素晴らしく、特に掃除が終わった後で沢ちゃん先生が入って来てからの皆のリアクションがもう大爆笑。  スローモーションで動く律っちゃん、それを澪が引っ張るとクルクル巻き戻るとか、このメリハリの効いた動き。  カメラの手前に物を配置して奥行きを見せるレイアウト、大迫力の土下座シーン。  どれも力強く、そして楽しい。  ただ前期も良くありましたが、しょーもないボケにいちいち突っ込むベタさは、見ていて結構しんどい。  もうちょっとスマートに持っ..
posted by えみりおん at 10:29

2010年04月07日

けいおん!! 第1話「高3!」

 変わらぬクオリティで何より。  ただ絵が可愛いだけではなく、どの動きも演技が完璧なまでに取れており、良い意味での作画アニメです。  もしこの作品の演技クオリティを実写でやるとなると、オーディションで日本中から天才子役を何人も探し出してこなければなりません。  そんな事は予算的にも人材的にも実質上不可能。  アニメーションの強みの一つは、素晴らしいアニメーターさえいれば、天才的な演技力を持ったキャラクターを何十人と創り出せる事なのです。  今回、..
posted by えみりおん at 02:39

2009年06月28日

けいおん! 第13話「番外編 冬の日!」

 冒頭を見て、ひょっとしてマジカルエミの「蝉時雨」みたいな映像詩やろうとしてんのかな、とか思ったんですが、普通にお話しが作られておりました。  今回の作監はキャラクターデザインと1話、7話(クリスマス)の作監を手がけましたほっちゃん。  この方、手足の肘、膝から下の長さをとても短く描いてヨチヨチ歩く様な幼さを出し、指と指の隙間を大きく描いたりなどが特徴。  やはりロリっぽい絵柄が好きなんでしょうね。  この辺は癖が強いので好き嫌いが出そうです。  そして..
posted by えみりおん at 19:21

2009年06月19日

けいおん! 第12話「軽音!」

 何とか盛り上げようという気持ちは伝わって来るのですが、空回りしてしまっています。  べつにバンドはファッションであり、女の子達の日常を描く方がメインなんですよ、というコンセプトでしたら、それはそれで良いとは思います。  が、この様にバンド活動でラストを締めようとするのなら、やはりバンド描写の積み重ねが必要な訳で、そして結局シリーズ通してそこは殆ど描かれずじまいでした。  ラスト近くで唯が部室に来て、ギターを忘れて家に戻ってまた学校に来るという流れは1話の再現を..
posted by えみりおん at 03:02

2009年06月12日

けいおん! 第11話「ピンチ!」

 いつかは入れて来るだろう、とか思っていたこの様なシビアな回でしたが、意外とうまく挟まっていた感じが。  もともと世界観の統一が今ひとつのこのアニメ。  1話ごとにコメディやらシリアスやら日常やらギャグやらと、フラフラと方向性が定まっておらず、それは意図したものなのか、外してしまったものなのか。  しかし、律の嫉妬は体調不良で心も弱っていた、という形で来たので、違和感が無いどころか納得出来てしまいましたし。  また、今までギャグしか見せ場が無かったさわちゃん先..
posted by えみりおん at 03:13

2009年06月05日

けいおん! 第10話「また合宿!」

 相変わらずストーリーには捻りが全く無く、面白味がありません。  これは予定調和の安心感とか、何気ない日常を丁寧に描くというのとは違い、朝起きて学校に行って帰ったらゲームで遊んで寝ました、という日記の様な味気なさです。  演出にしても、「ワンツースリーフォー」〜時間経過のモンタージュ〜練習終わりとか、さすがにこれはどうかと。  女の子達の水着もいっぱい出て来てサービスっぽかったのですが、色っぽさとか可愛らしさよりも先に、あざとさが感じられてしまう作りとか。 ..
posted by えみりおん at 02:49

2009年05月29日

けいおん! 第9話「新入部員!」

 監督の手綱さばきが巧く回っていないのか、各話によって出来不出来の差が激しいです。  今回は良い方に傑出しており、特に石立太一さんの演出が実に上品。  ここ最近目立っていたベッタベタでクドいギャグは正直辛かったのですが、オチをスッと横に流すスマートなコメディはお見事でした。  正直な所、もうシナリオは諦めていますので、色々と突っ込みはやめておきます。  あずにゃんはズージャから流れたにしては、ペイジの上げすぎチョーキングとか再現してるし、ライブハウスもロッ..
posted by えみりおん at 02:51

2009年05月22日

けいおん! 第8話「新歓!」

 色々と残念。  ライブ冒頭で結構動いていたので期待したのですが、それもツインボーカルになった辺りまで。  後はロングで誤魔化されちゃってがっかり。  原作の4コマを忠実に並べているのか、シーンがブチブチと切れており、視点も唯、憂、澪をグルグル切り換えていて、誰の目線で物語を見たら良いのか混乱しました。  そしてジャズ研を蹴るほど耳が肥えてそうな梓が、けいおん部に入る気になった理由がどうしても解らず。  憂との会話で言っていた「楽しさ」は、演奏そのも..
posted by えみりおん at 05:07

2009年05月16日

けいおん! 第7話「クリスマス!」

わーい(嬉しい顔)  ああ、やっぱ私はこんな感じのホームコメディが一番好きですわぁ〜。  冒頭で手袋とマフラーを分け合ってたシーンなんか、もう目頭が熱くなってしまって、今回はヤヴァいぞ、とか思ってました。  出来の良い妹と出来の悪い姉となると、どっちかの性格が歪むものです。  しかし唯は憂に生活全般でべったりと甘えてしまい、その天然ゆえ憂に対して本来持つだろうひがみ根性はカケラも見られません。  では憂はと言うと、本当なら姉を軽蔑したり下に見たりなどしそう..
posted by えみりおん at 03:40

2009年05月09日

咲-Saki- 第4話「翻弄」

「あぁ〜あたしの嶺上牌がぁ〜」とか、ツキとか読みとかのレベルじゃなくて、もうツミコミ以外考えられない咲のメチャクチャっぷり。  もうスーチーパイとか超能力麻雀の世界ではありますが、それでも麻雀を通して友情が芽生え、敗北によって新たな闘士を燃やすなど、部活ものとしてちゃんと筋が通っている展開は好感が持てます。  ぶっちゃけ、シナリオ面で言えば「けいおん!」よりもこちらの方に軍配は上がるでしょう。  冒頭の小指に唇を当てるデレっぷりと同時に、己の信念とプライドに..
posted by えみりおん at 13:52

2009年05月08日

けいおん! 第6話「学園祭!」

 期待しすぎもあったのでしょうが、かなり大きな肩すかしが。  やはりシリーズ全体を通してお話しが非常に弱く、そこは演出や作画では補えないくらい。  タイトルにもなっている「軽音部」の描写は殆ど無く、合宿も遊んでいたり、作曲や練習風景などは見事にスッ飛ばされており。  女の子達の何気ない日常を描くというのでしたら、別に前半の締めを学園祭にしなくても良い訳で。  部活の総まとめである「学園祭」を盛り上げるには、当然今までの部活描写が欠かせないのですが…。 ..
posted by えみりおん at 02:52

2009年05月01日

けいおん! 第5話「顧問!」

 過剰な演出とかクドい繰り返しギャグとか、なんか品がないなー。  少なくとも、1話にあった様な「実際に居そうな女の子達」ではなく、「ギャグアニメのキャラクター」という感じでした。  先生が意味もなく爆走するシーンなんか、シナリオの短さを誤魔化す為か、諸星あたるがひたすら爆走するだけ、という「うる星やつら」のシーンとか思い出してしまいました(笑)。  この様な大仰なキャラ演技は、その辺の良くある萌えアニメがいくらでもやってる事。  京都アニメーションでしか出..
posted by えみりおん at 02:47

2009年04月28日

けいおん! 第4話「合宿!」

 練習を主張する澪が遊んでばかりいる皆にキレたりするシナリオでも展開されるかとビクビクしていましたが、さすがにそこまではしなかった様で。  とは言え全体的に締まりのない展開。  絵的な見せ場は花火をバックに空ギター大会をしているシーンなのですが、それはドラマとはあまり関係が無く。  流れ的な見せ場となるのは、先輩軽音部の演奏を聴かせるシーン、そして唯のモーツァルトばりの絶対音感と耳コピ能力。  しかし、その二つの見せ場の間に、くどいフジツボネタを挟んでしま..
posted by えみりおん at 02:36

2009年04月17日

けいおん! 第3話「特訓!」

 やっぱり、女の子達がキャッキャ言いながらお菓子を食べてるところを眺めるってのは、至福だなあ。  オーディションを目指そうとか大きな夢とかがある訳じゃなく、部活の廃止を何とかしないと、という崖っぷちでウロチョロしながらグダグダと過ごす女の子達の日常を観察するアニメ。  大きなドラマはありませんし、特にこちらもそれを期待している訳ではないので、これはこれでオッケー。  3話にもなり、全体的に作画も大雑把にはなってきましたが、唯ちゃんが首を鳴らす時の動きとか、イ..
posted by えみりおん at 02:41

2009年04月10日

けいおん! 第2話「楽器!」

 主人公の唯の行動がエキセントリックでわりと珍獣あつかいなので、微妙に感情移入がしにくいなあ、と思っていましたが、バイト1日目の終わりに「ありがとう」を言わせたり、そのバイトがが終わった後でみんなにお金を返したりなど、ちゃんと考えているという描写を挟んでくれるので「萌えキャラ人形」にならずにすんでおります。  澪ちゃんは1話で突っ込み担当だったり、EDのイメージが強かったりで、しっかり者で芯の立ったキャラかと思ったのですが、意外とシャイな性格でこれもまた意外。  ..
posted by えみりおん at 05:49

2009年04月03日

けいおん! 第1話「廃部!」

わーい(嬉しい顔)  個人的に惚れ込んでいるアニメーターのほっちゃんがキャラクターデザイン+総作画監督という事で今期の一番期待だったのですが、もう期待通りの出来。  どことなく「かんなぎ」のつぐみちゃんの面影を残す主役の唯ちゃんがメチャクチャ可愛く、狙った感等の媚びの見えないナチュラルなドジっ子というのを熱演。  また律が三文芝居を始めるシーンで、ほんの一瞬だけチラッと紬の方をみる演技があったりして。  その「チラッ」加減が本当に微妙で、こういう良い演技を見..
posted by えみりおん at 03:48