2013年05月28日

進撃の巨人 第8話「心臓の鼓動が聞こえる ――トロスト区攻防戦C――」

 1話でエレンママを喰った巨人がエレンパパに似てたからもしかしてと思ったのですが、物理的にそれは無理だろうと頭から追い払った当時。
 しかし超大型巨人が瞬間移動したりなど、もう物理法則から外れた描写を見るにそれもありえるのかと思えるようになり。

 そして今回のコレになった訳ですね。

 巨人を根絶やしにしたいなど、桁外れに強い意思を持つ者が喰われた時に、奇行種が生まれるのでしょうか。
 そうすると精神的な部分まで突っ込んだドラマが作ることが出来そうです。

 ウルトラマンなどが持っているジレンマ、ドラマと特撮の剥離が融合出来るかもしれません。

 いずれにしてもまだまだ私の憶測。
 楽しみに観て行きたいと思います。
タグ:進撃の巨人
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2013年05月25日

RDG レッドデータガール第4話「はじめてのルームメイト」〜第8話「はじめてのお願い」

 正直3話までの鬱々とした展開は面白いとは思えなかったのですが、転校で心機一転してから俄然お面白くなってきました。

 伏線の張り方をはじめ、遠い存在に見える異界への扉がすぐ隣にある怖さの演出など、とても丁寧に作られています。
 ただ、あまりに丁寧でストイックに過ぎるため、エンターテイメント性を欠いてしまっているのが勿体無いところでしょうか。

 かなり見応えのあるこの作品。
 昨今はやりの学園異能バトルを禁欲的に作るとこんな感じになるんだなあ、みたいな。
 とりあえず、私は最後まで観てみます。
タグ:RDG
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2013年05月24日

進撃の巨人 第4話「解散式の夜-人類の再起(2)-」〜第7話「小さな刃-トロスト区攻防戦(3)-」

わーい(嬉しい顔)

 これは凄い。話題になるわけだ。

 劇中、ありとあらゆる登場人物たちは心を折られて屍同然になります。
 生きることを放棄した者は当然死に、奮起しても死ぬ者は死にます。

 ではエレンやミカサたちはなぜ生き残って来られたのか。

 エレンにせよミカサにせよ、最初の頃はサイコロの目の様な運だけで生き残りました。
 しかし2度めは1度目よりも、3度めは2度めよりも、心は強くなっています。

 心が折られ、しかしそれを乗り越える度に強くなる

 魂を亡くしたヒーロー物や流行歌で、いつも流れるフレーズ。
 そしていつしかそれは定型句となり、意味も理解しないまま言葉の上っ面だけが流れていく。

 ヒーローとは何かということを、改めて教えてくれるこの作品。
 ぬるま湯の様な今のアニメ界の突破口となるか。

 期待したいと思います。
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断裁分離のクライムエッジ 第4話「客は何処だ」〜第8話「 ―パーティーチョッパ―」

 登場人物は全員悪人に見えて、軒並み善人ばかり。
 でもミスリードが上手いから、むしろ騙されても清々しさすら感じたりします。

 例えば8話でのゴシップの大人たちは、視覚的には醜悪に見えても、台詞をちゃんと聞いていれば人の良い凡庸な大人たちの会話だと分かります。

 ハサミを人に向かって振り回したり首吊りをしたりなどの直接描写のみモノクロにする演出も、単に上から注意された時の言い訳なのかとも思ったのですが、今回の「余興」を見ていた大人たちには、壇上のハサミや首吊り縄は見えていない様な見せ方をしており。

 要するに少年少女たちの傷つけ合いを凶器を使ったバトルでイメージとして見せたり、注射器みたいにセクシャルな事柄をシンボリックに描いたりなど。
 巨人の星で左門の背中でクジラが跳ねたりする、あのモンタージュを現代風にスマートにアレンジした演出なのでしょう。

 作劇的、モラル的に超えてはならない一線をかなり慎重に見極めており、だからこそフェティシズム的にもここまでなら大丈夫というギリギリのものを見せられる。

 また中二病アニメかよと油断して見ていたら、意外と堅実に作られた良作。
 きわどい描写はあっても不安定さは無い、安心して見られる作品です。
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2013年05月22日

ゆゆ式 第7話「3学期っ!」

 ゆゆゆトリオが気になって仕方のない委員長を後押しする、もう一方のトリオのふみ。
 しかし、委員長の気持ちがあちらに流れて行ってしまうのが面白くない桂。

 劇中ではもう半年も経っているのに、このゆったりした流れはわりと好きだったりします。

 下ネタも含めてネタが随分とストレートになってしまい、そこはちょっと残念でした。
タグ:ゆゆ式
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2013年05月15日

絶対防衛レヴィアタン 第3話「絶対奥までイッちゃうもん!」

 使い古されてもうギャグとして使えないネタを、更に捻って新しいギャグにしてしまう辺りは、さすがです。
 初回の水、前回の炎、そして今回の斧と、堅実に各キャラクターの特徴をドラマの中で印象付けるシリーズ構成もまた見事。

 おしむらくは、やはり作画の弱さでしょう。

 八谷賢一さん独特の良い意味での呑気な空気感や間が心地良い作品。
 わりと地味な良作だと思います。
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ゆゆ式 第6話「初雪なべ」

 どうもこのアニメの会話を聞いていると、自分の頭がおかしくなったかの様な錯覚が生まれるんですよね(笑)。
 あっちこっちに飛びすぎで、でも気づくと会話が繋がってたり、投げっぱなしだったり。

 この唐突な一言はどう繋がるのかとか、今話してる事はさっきの流れに戻るのかとか。
 それで気づいたら結構、能動的にこの会話を汲み取ろうとのめり込んでいる自分に気づいたりして。

 ただまあ褒めるばかり(褒めてんのか、これ?)でも何なので。

 唯の中の人は別の結衣の時でもそうだったのですが、はっきり言って笑う演技が下手なので、そこで現実に引き戻されてしまう。
 もうちょっと頑張って欲しいなあとか思ったり。
 また個人的にはツッコミを入れずにボケ倒した方が面白いんじゃないかと思う箇所もちらほら。

 凄く好きなアニメなんですが、人にお薦め出来るかと言われれば出来ないだろうなあ。

 今回面白いなと思ったシーンは、人に触れる事で奇跡を起こせる雪の神様が空から降ってきて、それが三人に触れること無く地面に落ちてしまう件。

 一瞬ギャグかと思ったのですが…いえ、ギャグではあると思うんですよ。
 でもそれが縁の妄想だと分かるシーンでの演出は、時が止まったかのような現実的な静けさがあり。
 そしてそんな事が起きるといいな、と思わせる印象的なシーン。

 何度も見返してみたら、何か色々と見つけられるんじゃないか。
 まだうまく説明出来ないのですが、そんな不思議な魅力のあるアニメです。
タグ:ゆゆ式
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2013年05月14日

フォトカノ 第4話「これからの想い」

 萌えアニメは結構好きなのですが、やはり嫌いなタイプの萌えアニメというのもありまして。
 そのいくつかのタイプの中の一つは、「僕は平和に暮らしたいのに、女の子達が勝手に寄ってきてエロい事をされて、困っちゃうぜ〜」というパターン。

 つまり自分は心からの紳士であるという視聴者のプライドは立てておいて、でも欲望は満足させる。
 ある意味、搾取映画みたいな感じの「商品」。

 これもそういうタイプかなと最初は思っていたのですが、なんか違う。
 そのタイプのアニメにある、主人公に対するイラッとする感覚が来ないんですね。

 一也は目くるめくラッキースケベの嵐の中で、紳士の様でいて結構な下衆野郎。
 しかし例えば脅された生徒会長などは、撮られる事を喜んでいる描写もあって、両者合意の上でこのプレイを楽しんでいるみたいな感じがあり。
 今回はその弱みを使って妹達に助け舟を出したりもしていました。

 それが天然であろうが計算ずくであろうが、下衆でエロい自分を認め、その上で紳士として振る舞っている感じを受けます。

 信じられないのですが、この主人公の様にありたいという憧れみたいなものが自分の中に湧いてきてるのに気づき、正直びっくりしています。

 本当にそういう狙いで作っているのかまだよく分かりませんが、少なくとも今のところ視聴ににストレスを感じていません。
 まあ、見ながらツッコミはビシバシ入れてますが(笑)。

 この辺、自分の中でもよくこなれていないので、視聴を続けてみたいと思います。
タグ:フォトカノ
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2013年05月13日

とある科学の超電磁砲S 第2話「寿命中断(クリティカル)」

 あの1話が嘘だったみたいに面白かった。
 謎の引き方がまたうまく、アイキャッチでサブタイトルが出るまでアバンでの事をすっかり忘れて没頭出来ました。

 どうやって伏線を引くかより、伏線を忘れてしまうくらい視聴者を引き込めるかが、面白い作品かどうかの分かれ目な気がします。

 少女探偵物としてのフォーマットに入ると面白くなるのかも。
 続けて観てみましょう。
posted by えみりおん at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月08日

ゆゆ式 第5話「唯と縁 とゆずこ」

わーい(嬉しい顔)

 萌えアニメのテーマは「可愛い!」。
 しかし、OPでゆずこがホワイトボードに書いたのは「楽しい!」。
 これが『ゆゆ式』のテーマなのでしょう。

 だから見ていると、楽しいのに凄く切なくなってくる。

 可愛さは、「萌え絵」とかで検索すれば掃いて捨てるほど出てくるこの時代。
 しかし自分が学生時代に感じていた楽しさは、画像検索には出て来ません。
 二度と戻れない青春がこのモニターの向こうにある、みたいな感じ。

 今でもそうなのですが、私は子供の頃から相当な多動症で、まさにゆずこと同じ様なテンションで毎日を暮らしていました。
 だからこそ、こんなに感情移入しちゃうのかも知れませんね。

 そこに「過去と死」というネタが入り込んで来ちゃったもんだから、ノックアウトされてしまいました。

 これはアニメ批評でも何でもない、本当に個人的な感傷。
 私にとってこの作品は、「素晴らしいアニメ」ではなくて「大好きなアニメ」です。
タグ:ゆゆ式 傑作
posted by えみりおん at 01:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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