2005年04月20日

魔法戦隊マジレンジャー 第10話「花が咲いたら〜ジルマ・マジカ〜」

 アニメは作画だけど、ドラマは役者だよ、やっぱさあ。

 良質な子供向けではあるけど、ちょっと大雑把なマジレンジャーは趣味に合わなかったので積極的な視聴リストから外していたんですが、緑アニキのパワーの前には感想を書かずにはいられまい。

 とにかくこのマジグリーン役の伊藤友樹さん、テンションが高い! そして、何より楽しそうに演じているのがビシビシ伝わってきていて、観ているこちらまで楽しくなってしまう。
 いえ、他の役者さんが悪い、という訳ではないんですが、このにーちゃん、突出してエキセントリックなまでに楽しそうに演じてるんですよ。

 成長したプチ江里子に喜ぶ顔のアップとか麗に殴られたショットとか、アクション俳優共通の弱点である表情の乏しさも、兄ちゃんパワーで吹き飛ばし。

 また当然役者だけではなく、ガタイがよく自然を愛し愚直で暑苦しい(笑)というキャラクターが、あの役者さんにガッチリとハマっているのもキャスティングの妙。

 気持ちのいい役者さんを観ると、元気になれる日曜の朝でした(録画したのを観たのは水曜だったけど)。


posted by えみりおん at 10:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月17日

仮面ライダー響鬼 第12話「開く秘密」

 今回も大きなドラマがあるでなく、普通に「鬼」の謎解き話。
 みどりによる鬼の解説に加えて、明日夢のみどりへの微妙な嫉妬や、万引き話を絡ませる辺りは固い作りです。

 ぬりかべが里まで降りてきて、民家の真ん前でバトルをするシーンなどは緊張感がありました。惜しむらくは、子供なりが目撃してしまう、とかがあるとよりスリリングでしたか。

 そろそろ新しい展開が欲しいところか。
posted by えみりおん at 08:34 | Comment(0) | TrackBack(2) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仮面ライダー響鬼 第11話「呑み込む壁」

 うーん、今回は普通だったかな。
 つまらない、という程では無いんですが、いつもの様な鋭い演出が見られなかったかも。

>童子たちが恐ろしく良い演技をしているので、彼らをパワーアップさせるとか。

 やっぱちゃんとスタッフも考えている様で、口出し無用、といったところか。

 春の桜。今の時期にロケが出来る訳でなく、まさにこの様な所に合成を使える所が、普通のドラマにには用意出来ない強み。合成時の色合いとか若干苦しい所とかはありますが、せっかく使えるのですから、もっと積極的に生活描写にも取り入れていってもらいたい所です。

 あと今週のお気に入りは、ラスト明日夢が滑り落ちてゆくシーンで、「うわああーっ」ではなく「おおっ、おおお〜っ」という情けない声を出している辺り。

 こーゆーリアリティは本当、「仮面ライダー響鬼」です
posted by えみりおん at 07:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月12日

仮面ライダー響鬼 第10話「並び立つ鬼」

 正義を貫けなかった少年に、立花は「あいつらは悪い連中だ」などと無責任な事を言わず、「悪意は誰の心にもある」と、ある意味明日夢に対して非常に厳しい助言をする。

 人の上に立つ者の台詞です。

 そして明日夢の心を、偶然見ていた草サッカー試合で見せる。台詞は一切無し。これぞドラマの演出。
 そこにかかってくる携帯。悩んだ末、小さな、小さな、しかし彼にとっては大きな闘いの為に通話ボタンを押す。

 ところで…ヒビキさん、あんたバイクに乗れたんですか!?
 デコボココンビのダブルライダーのやりとりは楽しかった。

 バトルシーン、10話にもなって巨大魔化魍との戦闘がまだ辛い、ともなると、多少の軌道修正はした方が良いんじゃないでしょうか。
 童子たちが恐ろしく良い演技をしているので、彼らをパワーアップさせるとか。

 少年の成長物語としては素晴らしいのです…が。
posted by えみりおん at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月03日

仮面ライダー響鬼 第9話「蠢く邪心」

 例えば車が潰された土手の上からのほんの1ショット。本当に何気なくサラッと見せていますが、あの上までカメラやスタッフを上げて撮る事の労力。

 正直、この凝った画面作りも4話くらいまでで息切れするだろう、と思っていたのですが、いやもう恐れ入りました。

 冒頭、響鬼の川越えジャンプ、回り込みをしながらの変身、その他センス抜群のカット割り。
 見ざる言わざるなんか、やりすぎのお茶目なんですが、「良いモノを作ってやるぜ!」というスタッフの気合いがビシビシ感じられて来て、圧倒されます。

 しかし気合いと言えばヒビキさん。演技は本当に最高なんだけど、「はぁ〜」というあの力がモリモリ抜けてしまう声だけはいただけません。ホントあれだけは何とかして欲しいよぅ。

 決して悪い子では無いが正義の為に立ち上がる事も出来ない、普通の少年明日夢。どんな創作活動においても、「普通」を自然に描けてこそ一流。
 そして勇気を出し切れなかった普通の少年は、どう出るんでしょうか。

 もう安定したとみて良いでしょう。
 じっくり楽しませて頂きます。
posted by えみりおん at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(2) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月20日

仮面ライダー響鬼 第8話「叩く風」

 なんか、あきらちゃんの開いた胸元を執拗に舐めるカメラワークとか、ガメラ3での前田愛ちゃんを思い出しちゃいましたよ。

 そのあきらちゃん、キツイ事は言うけれど筋は通っている女の子。「素敵な大人たち」に囲まれて、甘えてしまいそうになっていた明日夢に、ガツンと現実を見せる役割。

 非常に良いポジション。

 そして特撮パートも、歩く二人の上をディスクアニマルが飛んで湖にかかるシーンをはじめ、スピーディーでダイナミックなカット割りと、空に地に水に、とサービス満点。
 今回のバトルシーンは満足でした。

 惜しむらくは、威吹鬼さんの滑舌と、あきらちゃんの演技かな。でも良い役者さん達に囲まれているので、すぐに影響受ける事でしょう。
posted by えみりおん at 16:23 | Comment(0) | TrackBack(1) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仮面ライダー響鬼 第7話「息吹く鬼」

 さすがに1話みたいに歌を入れると珍妙になってしまいますが、今回の冒頭の様な盛り上げ方は、楽しくなります。

 どこのセットを使わせてもらったのか特訓先の古い家屋であるとか、ほんの1カットの為に水中撮影したり、巨大な和太鼓であるとか、撮影スタッフの気合いが凄い。
 観ているこちらがリッチな気分になって、満足感に満たされます。

 乗り過ごした先で明日夢に声をかけたおじいさん。ひょっとたらロケ先にたまたまいた地元の人に頼んだんじゃないのかな? 演技っぽさがまるで無い「そのへんのおじいさん」という感じなんですが、「顔」が非常に「普通のおじいさん」していてもの凄い存在感です。

 そして(やっと)バイクに乗ってイブキ登場。ストーリーがセパレートにならない様に、明日夢と弟子の女の子を交差させたり、良い感じ。

 予告ですと結構女の子キツい性格みたいですが、視聴者に「嫌な子」と思わせない演出、期待しています。
posted by えみりおん at 15:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月14日

仮面ライダー響鬼 第6話 「叩く魂」

 「甘味処たちばな」の雰囲気がとても良い。そして何より大人たちが素敵だ

 少年の話をじっくり聞いてくれ、アドバイスは程々に。いつも明るく前向きで、仕事に厳しく。
 周囲がそんな立派な大人であれば、教育やしつけなどを押しつけられなくても、少年はその背中を見て育ちます

 こんな素敵な大人になりたいと思う少年。
 そして、これを観ている私はこんな立派な大人なんだろうか、と考えさせてくれる作品。

 極めて良質のジュヴナイル。
 ただ、仮面ライダーとしてはどうか?
posted by えみりおん at 12:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月27日

仮面ライダー響鬼 第5話「熔ける海」

 やはり役者陣が子役も含めて一流です。

 冒頭のヒビキと明日夢との何気ない会話だけで、心にズンと来る様な演技…どころではなく世界を魅せてくれます。特に明日夢役の栩原楽人くんは、飾らない実に自然な演技で、ヒビキ役の細川茂樹さんすら喰ってしまいそうな初々しさを持っています。

 夏のコミケは響鬼×明日夢の本がお姉様方によって大量に積み上げられるんだろうなあ(笑)

 ママの親しみやすさ、童子たちの存在感。良い役者が揃っているだけで、画面が本当に引き締まります。

 「甘味処たちばな」での戦略会議も気負った感じを廃し、非常に生活に密着した描き方をしており、そこにまたリアリティが生まれてきます。
 ヒビキパートと明日夢パートとのシンクロも上手くいっていますし、何気に校内ロケなんて手間のかかる仕事を丁寧にこなしていますし、作り手の本気が伝わってきます

 しかしやはり特撮パートは喰い足り無さが。早いところ、こなれて欲しいですね。
posted by えみりおん at 22:01 | Comment(0) | TrackBack(2) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マジレンジャー 第3話「魔竜に乗れ〜マージ・ジルマ・ジンガ〜」

 正直今回で切ろうかと思っていたんですが、結構面白いじゃん。

 やはり一番美味しいのが緑の兄ちゃん。あの5人の中では一番芸達者なんだけど、あのタッパに濃い顔に凄い髪形と、1話から画面からあふれ出す存在感。

 その兄ちゃん、ママンが死んじゃってから気負いすぎ、弟妹を力ずくでまとめようとしていたのですが、末っ子はその押しつけに反発。
 しかし気持ちがよいのは、そのケンカ描写。陰湿な確執にならずに、一時の感情にまかせた子供っぽい兄妹ゲンカとして描いていたのが、観ていて実に楽しかった。 

「兄ちゃんは畑だぁ〜っ」

 踏み台ジャンプ攻撃という、目で見てはっきりと解る技。自分は踏み台となって、出来の悪い弟を支えてやるんだ、という、今回のテーマを攻撃技で見せるという、実に正しい子供番組としての見せ方。

 視聴継続。筋の通った1話でした。
posted by えみりおん at 20:09 | Comment(0) | TrackBack(1) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月21日

仮面ライダー響鬼 第4話「駆ける勢地郎」

 良い具合にこなれて来ています。

 自習でのコマ落としとか、等身大の役者にさせると痛いギャグになってしまう恐れのあるシーンでも、効果音や使い所を押さえた演出で、不自然さが見えない辺りが凄い。
 実写でこれだけのカット数をこなす事の大変さ、というのは素人の私でも良くわかる訳で、スタッフのモチベーションがこのまま下がらずに進んでくれる事を祈ります。

 しかし等身大パートは満足のいく仕上がりだというのに、特撮パート、特に魔化魍とのバトルシーンはどうにもいただけない。合成での空気感の統一もバラバラですし、円谷の様なノウハウが無いのか、今回の様な水を扱うシーンでは、まるでその辺の水たまりでチャポチャポやってる様なショボさ。

 やはり特撮はヒーロー物の顔ですので、是非とも頑張って頂きたいところ。
posted by えみりおん at 01:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月13日

仮面ライダー響鬼 第3話「落ちる声」

 こちらは役者のレベルが非常に高い。

 主人公の明日夢の素直さ、ヒビキの大人の余裕はもとより、童子と姫の前衛演劇っぽい暗黒面とか、明日夢ママンの突き抜けた明るさ。
 実に安心して見られます。

 また、ヒビキと明日夢ママンとの再会で香須実が、正体をバラしちゃってる事に気づくシーンで「チーン」という音を入れ、絵的に解りにくい部分をサウンドで補填しているのは良い感じ。
 実写セーラームーンで、無節操にアニメ的効果音を入れまくっていたのと比べると、音の使い方が非常に洗練されています。

 ただ今回は若干テンポも悪く、ヒビキの横っ飛び変身の間抜けさとか、ちょい辛かったですか。
 ラストシーンも尻切れでしたし、まあ来週に期待。
posted by えみりおん at 10:04 | Comment(0) | TrackBack(2) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マジレンジャー 第1話「旅立ちの朝〜マージ・マジ・マジーロ〜」

 「あの子の風船は、あの風船なんだ」

 言いたいことは解るんですが、それはヒーローが自分で口にしちゃいけないと思うんですよね。それは本来のターゲットである、あの子供の行動から感じさせる事かと。何でもそうなんですが、セリフにしちゃうと軽くなってしまいます。
 更にこの台詞自体が遠回しなので、恐らく子供達には理解出来ないでしょう。

 また、その時にレッドがサッカーボールをCGでもてあそんでいるシーンなどは、響鬼のインサートみたいにとはっきり画面に文字が出てしまいそうな、そんな安っぽさ。
 このようなシーンを見ると、スタッフの熱意がなかなかうまく伝わって来ません。

 また画面作りも、無理矢理フレームの中に全員を入れようとするものだから、非常に窮屈な感覚を受けます。
 黒沢映画の群衆シーンなどは、エキストラを多く雇って、群衆をフレームから大きく外してその一部だけを撮す、という手法を取っていたと聞きます。そうしないと役者たちがフレームに入ろう、入ろうとして、無意識のうちに窮屈な映像になってしまうからです。
 そこまでしろ、とは言いませんが、どうもカメラワーク的に小さく小さくなってしまっている感じを受けます。

 戦隊モノの展開など元々強引なものです。しかしその強引な展開を自然に、スムーズに感じさせるのが演出の手腕かと。
 また全員がオンドゥル語の使い手というのもちょっと…。

 視聴継続するかも、切るかも…気分次第。
posted by えみりおん at 09:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月06日

仮面ライダー響鬼 第2話「咆える蜘蛛」

 恐ろしく盛り上がってしまったデカレンの後、こりゃどうしたって見劣りしちゃうだろう、とか思ったけど、逆にヒビキ兄ちゃんの肩の力が抜けた演技に良い具合にテンションがゆっくり下がっていって、視聴が楽だった(笑)。

 相変わらずテンポの良いカット割り。また、朝焼けの情景など、自然の美しさを余すところ無くとらえたカメラに拍手。こちらは金もそうでしょうが、時間をかけて作っていますね。

 オートマ限定か仮免ドライバー響鬼。1話でも携帯持ってなかったし、今回は武器を手作りしてるし、「ここがちがう」という所をはっきり見せてくれます。
 蜘蛛の背中に乗ってウソダドンドコドーン、はちょっと笑ってしまった。

 ただ、明日夢を逃がしておいて、家蜘蛛が追いかけてきたら響鬼も明日夢と同じ方向に逃げたりとか、妙なシーンもあり。
 また、曲がりなりにもを前にしてるんだから、1話分くらいで良いので、明日夢がヒビキを恐れる描写が欲しい気がする。

 大いなる者には、単純に憧れだけじゃなく、恐れも抱いて欲しい。
posted by えみりおん at 11:28 | Comment(0) | TrackBack(4) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特捜戦隊デカレンジャー 第49話「デビルズ・デカベース」第50話「フォーエバー・デカレンジャー」

 時々は見ていたんですが、続けて見ていなかったので、ラスト2話観ました。

 滅茶苦茶金のかかった贅沢なバトルで楽しませてくれた49話。そして最終話は生身のアクションを中心とした人間ドラマと、見せるところをはっきりさせた構成に、見る方も力が入ります。
 圧倒的な力の前に変身も解かれ、バラバラになる5人。シンキングポーズ、超能力、射撃、お風呂(笑)と、それぞれの得意技をちりばめ、レッドを進ませる4人。その裏で孤独な闘いで踏ん張るブレイク。


そして交わされる「相棒」

 すみません、ちょっとうるっと来てしまいました。

 敵の反撃を利用したレッドの頭脳プレーでデカベースを取り返したデカレンジャー達。形勢逆転。

 正義を信じる心を前にして、もはや敵は無し。

 「私を倒して終わりと思うな…この宇宙に人類がある限り、絶対に犯罪は無くならない! 私と同じ欲望があるのだ!」
 「それでも俺たちは信じている。宇宙に生きているみんなの中に、正義の心だって永遠に燃え続けてるってな! 悪の栄える未来は無いんだ!」

 大人になって、正しい行いをしても必ずしも良い結果が出る訳ではないという事を知ると、正義であろうとする事を放棄したくなるものです。
 しかしそんな時、純粋だった子供の頃にあこがれたヒーローが叫んだ言葉を思い出すのです。

「正義は絶対に勝つんだァーッ!!」

 「デカレンジャーを観てくれた少年達よ、正しい心を持った大人に育ってくれ」、というスタッフのメッセージが伝わってきます。

 子供向けヒーロー番組の最終話として、最高の出来ではないでしょうか。
posted by えみりおん at 10:52 | Comment(0) | TrackBack(2) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月31日

仮面ライダー響鬼 第1話「一之巻 響く鬼」

 古くから山は信仰の対象であり、異界への入り口だった。
 そこを舞台にした、今までありそうで無かった純日本風ライダー。

 まず注目すべきは、主人公はヒーローである響鬼ではなく、響鬼に魅せられた明日夢だという点。彼はブラスバンドに夢中で、親戚の宴会に辟易し、山の息吹に感動する、平凡な少年。
 そして、この作品のテーマはOPよりもEDではっきりと打ち出されています。
 ゆっくりと歩く男の背中を長回しで撮り、最後に響を振り向かせ、次のカットで憧れに満ちた明日夢の笑顔を撮す。

 この振り向く響と微笑む明日夢の表情が最高で、ここに全てが集約されています。

 BGMや効果音がやたら大きく、台詞が非常に小さいが、これは当然、カット割りとサウンドによって物語を伝えようと意図した結果だろう。実際今回は、聞き逃すとドラマに支障が出るような台詞は殆ど無く、説明台詞よりも映像と音の力で物語を造り上げて行こうという冒険心が打ち出されていて頼もしい。
 事実、親戚の中でくさっていた明日夢が、お姉さんに連れられて山へ行くシーンなどは、カット割りだけでは絶対にあそこまでスムーズに繋げられません。
 サウンド前提の演出プランです。

 今までの特撮物では、ビルの上でジャンプして着地すると造成地だったりなどの、ある種ちょっと後ろ向きなお約束があったのですが、リズムに乗ったサウンドと共にその手のカット割りをされると、非常にエキサイティングな効果が現れる事に驚きました。

 「手の鳴る方へ」と鬼を挑発する怪童子と妖姫。

 不安定で撮影に手間もかかる木の上を主体としたアクションには目を見張るものがありましたが、さすがに物理的なカメラ位置の問題で窮屈な絵面になってしまったのは残念。

 そしてラストシーン。

仮面ライダーが火を噴いたよ

 これはさすがにのけぞりました。

 まあそれは置いといて、非常に意欲的な作品。
 ただ問題は、これだけ手間のかかる作りを、今後も続けられるかどうかですね。

 期待して視聴継続。
posted by えみりおん at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月02日

ウルトラマンネクサス 第5話 適能者−デュナミスト−

 さて、面白くなってきました。

 ウルトラマンが人類の味方であると主張する孤門と、排除すべきであるという西条の対立。

 「攻撃をやめて下さい、ウルトラマンは味方です!」
 「だからだよ

 吉良沢の台詞の意味は。

 攻撃した後に交わす、狐門とネクサスの目線。ここぞという時のクローズアップ、小道具としてのカメラを使った情報の集中誘導。
 殺陣も十分練られていて、巨大特撮ヒーローものとして十分楽しめました。

 しかし、「ウルトラマン」が故の問題点が。

 ナイトレイダーがまだ未知のウルトラマンを敵として認識するのは、これは組織として正しいと思う。
 ただ、何十年にも渡った「ウルトラマン」とは正義の味方であるという、認識が、我々視聴者の中に刻み込まれており、そのせいでナイトレイダーの行動が空回りして見えるのが少々悲しい。
 ウルトラマンの冠を付けている以上、仕方のない事だとは思うのだが。

 また、西条の行動も行き過ぎかと。いくら主人公との対比を見せるためとは言え、仮にも副隊長があそこまでのスタンドプレイを見せるのはリアリティに欠けるのではないか。

 相変わらずの重いドラマではあったが、初の日中戦闘という事もあり、バトルの爽快感が嬉しかった。

 ところで、何度観てもOPでの和倉隊長のシュタッ!が笑える。
posted by えみりおん at 04:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月25日

ウルトラマンネクサス 第4話「亜空間-メタフィールド-」

 計画立案→出動→失敗→ウルトラマン
 同じ展開が繰り返されています。

 今回のタイトルは「亜空間 メタフィールド」。その冠をしっかり見せる必要があるのですが、カイザー・インしてからは単純にウルトラマンと怪獣が戦っている描写に留まっているのが残念。

 せっかく一輝がメタフィールドに入り込んだんだから、その特殊な空間を肌で感じさせてあげたい所。戦闘機に乗ったまま、しかも空中でぼーっと見ているだけなのはいただけません。
 一輝の任務を地上のものにするとか、戦闘機が不時着してからメタフィールドに入り込むとか、どうにでも手はある筈。

 その空間は我々の世界とどう違うのか、なぜこの様な空間が必要なのか、それを演出と演技で魅せて我々を納得させてくれなければ、単純に予算が無いからしょうがないでショ、というボヤキが聞こえてしまいます。

 出来ない事は仕方ない。せめて目くらましで逃げるとしても、本気で我々を騙して欲しい。

 特撮というものは、そういうものではないのか。
posted by えみりおん at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月17日

ウルトラマンネクサス 第3話「巨人-ウルトラマン-」

大丈夫時間潰すのだけは得意なのぉ〜

 OPもEDも、歌なんとかしてー。

 ナイトシーンでのバトルの続きは重い対立と、どうも観ていてどんどん暗い気分になってしまう。
 別にマスコット怪獣を出せとかは言わないから、息を抜ける場所を用意してくれないと見続けるのが辛くなってしまう。

 力みすぎかもしれませんね。
posted by えみりおん at 12:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウルトラマンネクサス 第2話「異生獣-スペースビースト-」

 とりあえずウルトラマンだから作ろう、という低い志ではなく、はっきりとやりたい事、描きたい事があって作っているその姿勢が嬉しい。

 ダムの階段を昇る訓練の途中にスクランブル、その発進プロセスを一輝の目で見せたり、慣れないナイトレイダーでの仕事に戸惑ったりと、視点をはっきりと主人公に据えた構成は見事。

 そして実質上初めてのウルトラマンVS怪獣。じらします。まだ本格的な戦いには至らずその上、凪にウルトラマンを撃たせてドラマ性を高めて次に引く。

 やはり地味なのが少々辛いが、次を見たいという気にさせる作品です。
posted by えみりおん at 10:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月02日

ウルトラマンネクサス 第1話「夜襲−ナイトレイド−」

 丁寧な描写には感心させられたが、余りにも地味で爽快感が無い。もっとも、それが狙いだとは思うのだが、果たして子供達が付いてこられるか心配ではある。

 後々どうなるかは解らないが、どうやら今の時点で主人公がウルトラマンという訳ではなさそう。この設定を生かして、「変身」という枷をとっぱらってしまうのも手かとは思うのだが、さすがに今の円谷にそこまで冒険は期待出来ないか。

 初代ウルトラマンの存在は「神」だった。当然ハヤタの変身ではあったのだが、ハヤタ自体もウルトラマンに意識を乗っ取られていた状態で、そのハヤタというキャラクターも掘り下げが浅かったせいも加わり、怪我の功名ではあるが、ウルトラマン(ハヤタ)が何を考えているのか解らない、人を超越した雰囲気があった。

 そこで今回のネクサス。主人公がウルトラマンと出会うあのシーンは非常に神秘的で美しかった。
 あの光の巨人が何者なのか、何を考えているのか、目的は何なのか。
 人類が悩みながら、決して馴れ合うこと無く「神」との接触を試みる、そんな物語だったら、私は諸手を挙げて支持してしまうんですが…。

 まずは様子見。
posted by えみりおん at 10:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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1話切り AKB0048 Angel beats! Another ARIA Aチャンネル BACCANO! BLOOD-C B★RS C C3 C3部 CANAAN Candy boy DARKER_THAN_BLACK GA GJ部 GOSICK HEROMAN Kanon NEEDLESS NO.6 Pandora Hearts PIPOPA RDG sao SF映画 STAR_DRIVER TARI TARI TIGER & BUNNY TVスペシャル UN-GO white album WORKING!! あさっての方向。 あだち充 あっちこっち あの夏 あの花 いつか天魔の黒ウサギ いぬぼく。 うさぎドロップ うぽって!! うみものがたり えびてん えん魔くん おおきく振りかぶって かなめも きんいろモザイク くじびきアンバランス けいおん!! けいおん! げんしけん こどものじかん これはゾンビですか? さくら荘のペットな彼女 ささみさん ささめきこと さらい屋 五葉 さんかれあ じょしらく そふてにっ そらのおとしもの それでも町は廻っている たまゆら ちはやふる つり球 とある科学の超電磁砲 とある魔術の禁書目録 となりの怪物くん とらドラ! にゃんこい! のだめカンタービレ はがない はたらく魔王さま! はなまる幼稚園 ひだまりスケッチ ぽてまよ まおゆう ましろ色 まどか☆マギカ まほろまてぃっく まよチキ! まりあ†ほりっく みつどもえ みなみけ むろみさん めだかボックス ゆゆ式 ゆりるゆり ゆるゆり よみがえる空 れでぃ×ばと! わんおふ アイドルマスター アカギ アクエリオン アクセル・ワールド アザゼルさん アスタロッテのおもちゃ! アスリード アニメ映画 アマガミSS イカ娘 インフィニット・ストラトス エヴァンゲリオン オオカミさんと七人の仲間たち カイジ カサヰケンイチ カードキャプターさくら ガンダム ガールズ&パンツァー キミキス キャシャーン キルミンずぅ キルミーベイベー キングゲイナー ギルティクラウン クライムエッジ クラナド クロスゲーム クロワーゼ グレンラガン ココロコネクト コミック ゴシック サムライガールズ サンレッド シムーン シャングリ・ラ シュガシュガルーン シンフォギア ジュエルペット スケッチブック ストライクウィッチーズ ストロベリーシェイクSweet ストロベリー・パニック! セイクリッドセブン ソ・ラ・ノ・ヲ・ト ダンガンロンパ ダーティーハリー デジモンクロスウォーズ デッドマン・ワンダーランド デュラララ!! ドラゴンクライシス! ドルアーガの塔 ドージンワーク ニコニコ動画 ニャル子さん ハヤテのごとく バカとテストと召喚獣 バスカッシュ! バンブーブレード パパ聞き パンスト ヒャッコ ビビパン ビューティフル・ドリーマー ピクサー フォトカノ フォーゼ フタコイ フラクタル ブラッド・バード プリキュア プリティーリズム ベン・トー ペットな彼女 ペルソナ ホライゾン ポルフィの長い旅 マイメロディ マジカノ マジンガーZ マリー&ガリー ミチコとハッチン ミルキィホームズ ムント モーレツ宇宙海賊 ヨスガノソラ ライドバック ラグランジェ ラストエグザイル ラブライブ! リストランテ・パラディーゾ リルぷりっ ルパン三世 レヴィアタン ロウきゅーぶ! ローゼンメイデン ワタナベシンイチ ワタモテ ヴァンパイアバンド 世紀末オカルト学院 中村健治 亀垣 一 二舎六房の七人 井出安軌 亡念のザムド 京都アニメーション 人類は衰退しました 仮面ライダーオーズ 仮面ライダー電王 会長はメイド様! 佐々木政勝 佐伯昭志 佐藤卓哉 佐藤竜雄 佐藤順一 侍戦隊シンケンジャー 俺たちに翼はない 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 倉田英之 傑作 僕H 僕等がいた 充電ちゃん 八谷賢一 出崎統 前川淳 化物語 化猫 名探偵コナン 君と僕 君と僕。 咲-Saki 咲-saki- 四畳半神話大系 坂井久太 坂道のアポロン 堀口悠紀子 変ゼミ 夏のあらし! 夏雪ランデブー 夢喰いメリー 大地丙太郎 大正野球娘。 大関雅幸 大隈孝晴 大魔神カノン 妹がいる! 学園黙示録 宇宙戦艦ヤマト 宮崎駿 宮繁之 富野由悠季 小林利充 小林治 小林靖子 小野学 屍姫 屍鬼 山内重保 岡田麿里 岸誠二 川口敬一郎 庵野秀明 怪談レストラン 恋姫†無双 恋愛ラボ 戦国BASARA 戦国コレクション 戦国乙女 放浪息子 斎藤久 新世界より 新房昭之 日常 星の海のアムリ 星空へ架かる橋 最終話 望月智充 未来日記 東のエデン 東京マグニチュード8.0 桜井弘明 桜蘭高校ホスト部 桜見かつし 森田さんは無口。 森田和明 横手美智子 水上清資 水島努 氷菓 池畠博史 河森正治 洋画 涼宮ハルヒの憂鬱 渡辺はじめ 渡辺敦子 渡辺明夫 瀬戸の花嫁 特別編 狼と香辛料 猫神やおよろず 琉神マブヤー 琴浦さん 生徒会役員共 田中宏紀 田中将賀 男子高校生の日常 百合 百合姫 真マジンガー 真・恋姫†無双 石立太一 神のみぞ知るセカイ 神山健治 神様はじめました 神様ドォルズ 神無月の巫女 福田道生 第1話 第1話 細田守 細田直人 絶対可憐チルドレン 絶望先生 織田信奈の野望 聖痕のクェイサー 自主制作 花咲くいろは 西村純二 西田亜沙子 視聴断念 谷川流 貧乏神が! 超くせになりそう 輪るピングドラム 迷い猫オーバーラン! 進撃の巨人 邦画 鉄のラインバレル 鉄腕バーディー 銀河へキックオフ!! 長井龍雪 陸上防衛隊まおちゃん 雑破業 電波女と青春男 電脳コイル 青い文学シリーズ 青い花 飯田里樹 馬越嘉彦 高屋敷英夫 高橋丈夫 高橋龍也 鬼太郎 魍魎の匣 魔乳秘剣帖 魔法使いTai! 黒執事 1話切り
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