しかしこの様な「あり得ないシチュエーション」を自然に受け入れさせてしまう演出は本当に見事。
王の回想を挟み込んだり、カイの「三度大きな裏切りに遭うでしょう」という忠告など、現実と非現実とをうまく織り交ぜたシナリオは素晴らしい。
この様なパロディ物ですと、どうしてもジルの側を追ってしまいがちなのですが、対ドルアーガ戦以外は、駄菓子屋の軒先でダラダラする連中を追って、ゲームのパロディそのものより当時の空気を再現してくれた演出は嬉しかった。
何気に全く意味のないクーパの入浴シーンとか挟み込んだりして、遊び心満点。
実に楽しい一話でした。
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