彼をいつ泣かせるかというのは注目していた所です。
泣くという行為は一つの区切りであり、例えば現代でも「お葬式」という儀式を済ませる事で、その人は死んだんだ、という気持ちの整理をつかせます。
ポルフィにはもう自分の家も、部屋の様なプライベートな場所もありません。
泣くというみっともない行為を人に見られない為、路地に潜り込んでひとしきり泣きます。
家を失う、という事は、こういう事なんですよね。
ポルフィのバイト編、みたいな感じでこれが3週くらいは続くかと思ったのですが、もう終わってしまい。
当初展開が遅いとヤキモキしてたら、今度は早すぎ、とアタフタして。
全体の流れはどんなもんなんでしょうか。
3日でおぼえるイタリア語