そして深いキャラクター性。
若頭に向かって「嘘をつく者は嘘をつく顔をしているんだ」と言う紫。
見透かされたか、という顔付きを一瞬見せる若頭。
「うそつき」に囲まれて育ったのでしょう紫には、それを直感で感じ取る事が出来るようです。
しかし、真九郎は子供の言う事だから、と紫を信じてやれませんでした。
明くる朝、甲斐甲斐しく朝食を作ろうとバタバタする紫は、自分を信じてくれなかった事に怒るのではなく、逆に真九郎に迷惑をかけた事を詫びます。
出来た子だよなぁ〜。
そしてその会話の締めが、「俺の顔に嘘って書いてあるか」「書いてない」。
ゆっくりと、そして確実に信頼が築き上げられていきます。
事件や葛藤を追うだけではなく、布団干しという「遊び」を挟み込める余裕も嬉しく。
これら日常の「遊び」がないと、ひたすらストーリーを進めるだけの暑苦しい作りになってしまい。
銭湯シーンもただのサービスカットだけでなく、素っ裸という究極の無防備状態での会話というのは、本当に心の警戒を解いている、というメタファーでもあり。
昔から「裸の付き合い」と言いますが、まさにこういう事。
つか、7歳のょぅι゛ょに対してサービスカットとか言ってる私もどうよ(笑)。
バランスが良いです。
なんたらガーデンの時とダンチです(笑)。
いや楽しいアニメになりました。
羽毛布団(羽毛ふとん)TU-702TW(シングル)