1話はテンポと勢いで見事押し切れましたが、シリアスとなるとさすがに説得力のある展開が求められるのですが…。
Aパートラスト、優歌が家族を説得する形で終わったのに、Bパート頭でヘルプサインを出したりなど、行動がチグハグ。
「短いながら」と台詞はありましたが、その短い間の幸せ描写がスッポ抜けているので、任務に忠実な凰火はともかく、他の家族が一致団結するに至る説得力に欠け。
その後の三文芝居でイジメが無くなるのもファンタジーですし、実は金で釣られてました、という種明かしも、逆を言えば、クラスメイトと優歌とは今後ずっと、そんな薄っぺらいお友達付き合いしか出来ませんよ、という事であり、夢も希望もありません。
披露宴も浮いていますし、凶華のデレも唐突すぎ。
ついでに言えば、泣いた赤鬼シーンのテンポがまた悪く、エンストしながら走る車みたいな感じ。
1話目で個人的なテンションが上がりまくってたせいか、大きな肩すかし。
が、TVK組の私はED凶華様のおちり目当てに観るヨ。
藤城清治 つるの恩がえし/泣いた赤鬼