
凄い凄い。
セカイ系ってのは、「僕と君(ヒロイン)」の様な極めてミクロな関係から、コミュニティや社会などの中間項をすっ飛ばして、世界の破滅などのマクロな終末に直結する様な作品群を指すそうです。
しかしこの墓場鬼太郎、ブリガドーンという世界規模な破滅招来体のまっただ中で、物置の中で呑気に飯を食うという、この逆セカイ系とでも言うような水木ワールドを描いており、もう最高です。
コンテはゲゲゲの方も手がけた事もあるサトジュン。
最近ではARIA とかで清涼感のある美しい作品が続いていたサトジュンですが、元々「悪魔くん」や「もーれつア太郎」などのレトロなギャグやコメディの監督もこなしており、これは見事な人選。
1〜2話は別枠として、今までで一番的確に水木ワールドを再現、構築してくれてたのではないでしょうか。
ラス前に来て凄いものを見せてくれました。
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