冒頭、タマちゃん何をムクれてるんだろうと思ったら、棄権負けをずっと引きずってたんですね。
コジローの気遣いも賢三郎のアドバイスも突っぱねるタマちゃんは、かなりの頑固者。
そして今回は、そんな負け知らずのタマちゃんと対極にある、勝ち知らずのミヤミヤ。
性格こそアレですが負けてばかりの彼女は、何としてでも勝ちたい、というハングリー精神があります。
対するタマちゃんは言わばサラブレッド。
確かに控えめで礼儀正しいタマちゃんですが、自分は勝つのが当たり前なんだ、という意識に捕らわれてしまっています。
娘が可愛くてたまらないんだけどそこを涙で押さえてのタマパパによるしっかりとした躾がなければ、あっと言う間に慢心してダメになっていた事でしょう。
前々からタマちゃんの持つ危険性は示唆されていましたが、オリジナルストーリーの最初でこの様なお話を持ってくるという事は、スタッフの方向性がビシッと決まっている証拠。
もう何の心配もありません。
さあオリジナル編、楽しみにさせていただきます。
2008年02月20日発売バンブーブレード DVD 二本目