例えばダイチの閉じこもりにより、空海にどんな変化が起こるのか。
キャラ持ちがそのしゅごキャラを失うとどうなるか、というのは、「こうなるのです」というはっきりした答えはまだ劇中では出されておらず、大変興味が惹かれたのですが、フェイクにしてもダイチの事を全く気にしていない様子の空海はやはり不自然。
降って沸いた新アイテム、なげやりなスピーチの締め、メインを張れそうだった残念な沙綾。
どれもそれぞれ十分に1話持つだろう、というモチーフをザクザク消費してしまっており、何とも勿体ない事です。
2話構成にしてじっくり描いてくれれば、良い感じになったとは思うのですが。
この辺の配分は、シリーズ構成さんに頑張っていただきたい所。
今回は枚数はさほど行ってなさそうなのですが、1枚1枚の画の持つ力が非常に強く、タイトル直後のあむの夢や、同じくバトルシーンなど、とても痛快。
また、対峙する二階堂とガーディアンのシーンで、二階堂が本棚の影に消えようとしたとき、ガーディアンは自分たちのいる手前側から回り込む、という(当たり前なんですけど)堅実な演出に、ちょっと唸りました。
この様なシーンですと、バカみたいに二階堂を後を追いかけたりして、覗き込んだらいなかったとか、待ち伏せされてた、みたいな安直な演出が子供向けアニメではかなりあるので。
さて、次週を待ちましょう。
闘論(ディベート)に絶対勝つ方法