光と闇とのコントラストが強烈で、生と死との境界線の危うさを見事に描ききっています。
ただ、この様な作風が好きか嫌いかと言われれば、嫌いです。
前にも同じ様なコンセプトのアニメがあり、そこでも強く感じたのですが、死者は何も語れず、何も喋れないからこそ死者なのです。
その大前提をいきなり崩す作りは、正直いただけません。
ゴスロリという感覚としてのファッションはあります。
生と死、白と黒、そして少女。
ただ、死んだ者が能動的に手紙を書いて想いを語れる、という設定は、死を「本当の死」として感じられなくなります。
この様に、死を萌えキャラと絡めて語る作風が、最近とみに多く見られる様になり、ちょっと危機感を抱いております。
…しかし、その好き嫌いすらもぶっ飛ばす今回の強烈な演出には素直に脱帽。
ストーリーは嫌いですが、映像作品としては逸品で、これだけで不快感も無くなってしまい、いや、演出というものは罪なものです、ホント。
で、次は…おいおい百合かよー!
見なきゃならねぇよなぁ…!!
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