ポルフィの長い旅 第１話「父さんからの手紙」

　しっかりとしたロケハンをしたのでしょうか、空気や風の香りまで伝わってきそうな美術が非常に美しい。

　ポルフィがヤギを探しに走りますが、広大な自然の中で家と家との距離が大きく離れており、あの堅実な美術があるからこそ、ポルフィの「いっぱい走った」という台詞に説得力が出てくるのです。

　ただ、問題は作画でしょうか。

　動きはそんなに悪くは無いのですが、表情に乏しく、特に前作のコゼットからの大きな反動があったのでしょう、正直古くさいキャラクターデザイン。
　伝統は確かに大切ですが、時代の流れ、というのも考慮してもらえると、より多くの人達に見て貰えるかと思います。

　まずは様子見です。



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