
いや、本当に見事なまでのストレートな後日談で終わりました。
死の間際にミリエル司教が現れるシーンなど、一歩間違うとギャグになってしまう様なベーシックすぎる演出。
しかし、命の炎をコゼットとマリウスが受け継ぎ、更にラストシーンでは、ファンティーヌからコゼットへ受け継がれたものを、コゼットからまたその娘へ、と受け継ぎ。
少しずつですが、しかし確実に、人は、未来はより良く変わって行くものだ、というテーマの定着。
このエンディングへの流れは本当に素晴らしかった。
最終話にしては作画が心許なく、回想シーンの多さもちょっと苦しかったのですが、1年という長いスパンにも関わらず、どのシーンもはっきりと思い出せるのは、地味ながら非常に印象の強いドラマ作りをしてきてくれた証拠です。
中盤からのダレや、その他不満点が無かった訳でもありません。
しかしトータルで見ると「世界名作劇場」の冠に恥じない出来だったと思います。
いつか語りたいと思ってはいたOPについても、また折を見て書かせていただきます。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
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