やべえ、虚を突かれて涙が溢れてしまった。
何気ないやり取りの中、隙を突いてふっと心に入り込まれる演出をされると、もう抵抗のしようがありません。
私もいい歳で、なまじっかの事では感動なんか出来なくなってしまっていたのですが、二人が風子を再び見出す名シーンは、まさに無抵抗の心を素手で掴まれてしまいました。
BGMや大仰な演出で「さあ、感動してください」と盛り上げる俗っぽい演出は廃し、風子が消えた朝も、風子を再び見出した瞬間も、エピローグも、どれも淡々と、しかしこの上なく丁寧に描かれており。
この作品が始まった時、正直その「ほら凄い事をやるよ、感動させるよ」という意識が画面から感じてしまい、正直私はかなり引いてしまいました。
しかし風子編のこの作りを観て、途中で軌道をうまく修正したのか、もしくはあのオドカシはある種の演出だったのか、真意は分かりませんがいずれにしても良い方向に収束してくれて、嬉しい限りです。
さあ、もう迷いはありません。
このアニメに心を預ける事にしましょう。
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