コーギトー・エルゴー・スム
デンスケはデータでしかなかった。
大人は触れられる物、暖かい物が全てだと言う。
年齢的にヤサコ達に近いオバチャン(笑)でさえ、電脳メガネは物事を解決する為のツールだと割り切って使っている。
触れられないものは無い。存在しない。
全てまやかしだ。
でも、この心の痛みは何だろう。
何でただのデータが消滅しただけで、こんなに心が痛いんだろう。
「有るもの」って何だろう。
「存在」って何だろう。
じゃ、全部疑ってみよう。
触れられる物も、暖かいものもまやかし。
電脳世界もデンスケもまやかし。
もちろん、お母さんも。
そう考えた時、唯一間違いなく存在しているのは、デンスケを失った事により締め付けられる様に痛む自分の心。
我思う、ゆえに我あり
今回残念だったのは、全体的に重苦しい空気が漂っていて、24分ずっと物語が沈んでいた事。
おばあちゃんのギックリ腰などの小ネタはありましたが、それも本当に小ネタ。
ずっと見せ場が無かったダイチの逆転劇こそ、物語のターニングポイントとして痛快に見せなければ、と思うのですが、何か「今回の様な重い話で、はっちゃけても良いのかな…」という、言葉は悪いですが腰の引けた演出が、中途半端な感じになってしまい。
デカルト・ヤサコとダイチの見せ場を、もう少し上手く繋げられたら良かったかと思います。
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腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。
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腰をお大事に。