とりあえずキャラの心情とかは解らなくても、伏線やら伏線回収やら、色々と大事な事をすっ飛ばしてるらしい事だけは解った。
まず冒頭。何かを予感させるのではなく、ネタバラしそのものをやっちゃってどうすんですか。
そして祐巳さん、ああた変わりすぎ。もう悟りきってるし、この仏陀状態では後半何が起ころうとも大丈夫だろう、と視聴者から危機感を取っ払ってくれています。
そして何より、どうして容子ではダメで、祐巳なんだ?
何のために出てきたのか解らないドリルも不憫。
「起転結」の物語。
モノローグを入れまくってすらこの状態なら、何故ナレーションを導入しなかったのか。神の視点からの説明なら、少なくとも話を理解出来ないという自体だけは避けられるのに。
ナレーションって、「ちびまるこちゃん」以降アニメではツッコミ入れとしか認識されてないんだろうか。
小手先のテクニックばっか覚えて、どうして基本をないがしろにするんでしょう。
原作ぬぐいで精一杯だったのかな。
で、やっぱ私ED「ソナタ・ブルー」大好きです。
見事な世界観なのだな。この曲が無かったら魅力半減ですわ。
高雅な精神性と優美な官能と。いいわー
クラシックでは余り使わないソプラノサックスの物憂げな音色が、メロウな旋律にしっとりと来ます。
ただ、OPの歌はやめて欲しかった。あれはリコーダー繊細で乾いた音色でこそ生きる曲だったのに。
歌自体もチリメンが酷くて、あーゆーバラードで化けの皮が剥がれちゃうんだよなあ…。