14〜15才の少年少女が愛とは、平和とは、生きるとは、とか口先だけの青臭い哲学モドキを叫ぶアニメが多い中、この作品に出てくる若者は良い意味で年相応に頭が悪い。
自分の特殊な力に辟易して適度にあしらっている沢木に対し、遥は警鐘と嫉妬を向け、常識が先行している頭の固い蛍には、菊二が教え。
この微妙な「まだ人間出来てなささ」は良い具合に親近感を与えてくれ、彼らの成長を見たい、という気分にさせてくれます。
原作は未読ですが、なんかエピソードを省いているのか、キャラによって極端に性格や設定の解らない者があり。
シリーズ構成に期待したい所です。
白山陶器 ペンギン 徳利