電脳コイル 第２２話「最後のコイル」

　ううむ、確かに怒濤の展開なんですが、「なるほど」という驚きはあるものの「凄い！」という感動が薄いのは、説明過剰な為かと。

　説明回としての存在ではあるかと思うのですが、みんなペラペラと喋りすぎてドラマから重みが無くなってしまっています。

　確かに謎は徐々に解けてきていますが、それよりは追い詰められたイサコと、ヤサコとの和解、そしてデンスケを前にした無力感にもっと時間を割いて欲しかったでしょうか。

　正直、今回は本当の意味で、本来の視聴者である子供が完全に置いてけぼりにされてしまっております。

　あと、黒幕が巨大な会社組織、というのは正直チープかなと。
　困ったな、物凄い勢いで伏線の回収に入ったものだから、こちらも戸惑っております。

　とりあえず、ヤサコはノーブラ。

Comments

絵作りのこと。
良いことは良いのだけど、これという印象的なシーンが無いのね。
ヤサコの家の中の透過光とか、もっと極端に陰影付けて良いし、
俯瞰やローアングルもいま一つおとなしい。

おじじの蔵書に洋書が無いってあたりがスタッフの限界なのかなーと。

Posted by MUK at 2007年10月30日 20:31

　今回は珍しく、と言うより初めて作画の乱れが見られましたね。
　特に表情とかが一辺倒で結構辛く。

　４話での電脳バトルみたいなのを、またもう一度観たいもの。

　元々色彩がかなり抑えられた色設定なので、よりビジュアル面での強化を期待したい所です。

Posted by えみりおん at 2007年11月01日 02:22