2007年10月23日

レ・ミゼラブル 少女コゼット 第42話「マリウスからの手紙」

 大砲の威力を超ロングの粉塵で見せたり、バリケードに積まれた人形など、なかなか力のある映像を見せてくれます。

 お話の方も、ガヴに一旦ショタ二人の様子を見に行かせたり、クールフェラックとその恋人の一端を見せたりして、細かいところに気を配るシナリオ。

「お前この前結婚したばかりだろう」
「何でそんな事知ってるんだ!」

 というギャグも笑った。

 しかし、どうしても気になるのは「黒い部分」を隠している事。

 「聖戦」として潔癖性になっているという演出かも知れませんが、誰か一人くらいこの場で抜ける人がいても良いのではないかと。
 決戦前に二人抜ける描写がありましたが、それに対してアンジョルラスは責めるでなく。

 別に粛正のシーンを入れろ、とまでは言いませんが、ちょっとリアリティが薄くなってしまうかと。

 護る家族もいないのに、恐くなって逃げ出したくなった男。それを非難する仲間を諫め、逃がしてやるアンジョルラス。

 これだけの描写で良いかとは思うのですが、どうなんでしょうか。

posted by えみりおん at 10:03| Comment(2) | TrackBack(4) | アニメ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見させていただいてます。

ABCの連中に関しては、初めからフィクション上のキャラとして単純化、記号化されていて、「黒い部分」はないのではないでしょうか。
まあ、おっしゃる通り、リアリティに欠けると僕も思うんですけど、そこの辺りはマリウスのキャラクターが、奇妙にリアルであることとの対比によって、よけいにそう感じてしまうのかもなあ、という気もします。
Posted by memento at 2007年10月25日 23:14
memento さん

 返事が遅れまして、失礼しました。

 思うに、ABCの皆さんに限らずマブーフの死とか全体的に、死であるとか業であるとかの部分が、怖ろしく抑えられてしまっている感じがあります。

 前にも書きましたが、狂乱のファンティーヌを描ききったスタッフとは思えず、やはりここのところのヌルさは、何かしらの横やりや圧力では、と邪推せずにはいられません。

 勿体ない事です。
Posted by えみりおん at 2007年10月28日 13:31
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