
余りのマクロスの巨大さに、重力制御システムがスッポ抜けて空に飛んでってしまったり、敵ロボットのリガードから巨大な生身の人間が出てきたりなど、今見ても度肝を抜かれる映像が満載。
初めて操縦したバルキリーに乗っていた輝が、人型に変形したらしき状況で「これ何に見えますか」とコクピットの中からでは確認出来ないためにミンメイに聞いたりなど、キャラクターの視点がブレていない脚本も良い感じ。
前回の大騒ぎの事後処理というモチーフの中で、バルキリーがどんなメカかをドラマの中でしっかりと説明してくれたのが嬉しかった。
グローバル艦長のキャラ立ちも大変良く、肝が据わって有能そうなのに変にオッチョコチョイな所があり。
セイラ(ミライだっけか?)の肩に手をやり睨まれるブライトよろしく、美砂の肩に手をやり睨まれるガンダムへのオマージュも楽しく。
後の惨状を知っているので(笑)尚更この出来の良さに哀れみが、と言いますか何と言うか…。
しかし、ぶっちゃけ今期始まったどのアニメよりも面白い気がするのは、あながち懐古主義という訳でも無いと思いますよ。