お前は本宮ひろ志のキャラか!
まあ、ずっと色ボケしててABCの友のもとに「やあ、遅れてごめんね」とかノコノコ帰る訳にも行かなかったんだろうけど、無茶な展開だなあ。
大切な燭台を弾丸に鋳造するシーンを入れたお陰で、「弾を無駄に使うな!」という台詞に説得力が出たり、戦闘の前に「僕たちはただ普通の幸せが欲しかっただけなんだ」という意味の詩を語ったりなど、普通のシーンではとても良い感じなんですが、ここのスタッフはアクション物が苦手なんでしょうか。
名作劇場という冠のせいで、恐らく直接的に撃たれたりする描写が出来ないのかとは思いますが、それをすり抜ける形で何とか出来そうな気はします。
例えばマブーフが撃たれる瞬間そのものは避けなければならないとしても、バリケードからの落ち方で、頭や肩から落ちたりして一瞬でも関節が変な方向に曲がったりとかすれば、死とは痛い、恐い、怖ろしいと視聴者は感じる筈。
何か変に「美しい死に方」なんですよ。
思い返せば狂乱のファンティーヌとかありましたし、ここのスタッフならやれる筈。
最近のヌルい展開には、ちょっとがっかりしています。