良いな、と思ったのは萩乃がマリに迫るシーンくらいで、後は軒並み頭打ち。
食事での格闘シーンなどは、まとめに入る前のカタルシスとして重要なシーンだと思うのですが、作画は既に力尽き、エフェクトで誤魔化すしか無かった様で、残念。
そして主人公ですが、一体何にイラついていて、何をしたくて、何を考えているのかが、全くこちらに伝わって来ません。
殆どのシーンでピリピリと神経質になっており、何か観ているこちら側に敵意を向けられている様に感じてしまい、これはかなりのマイナスかと。
マリが萩乃に噛みつくのも、やりたい事は解らないでも無いのですが、順番を色々と間違えている気が。
いきなり首を絞められた、というのは普通に考えれば尋常では無い事態で、勝ち気な性格の主人公なら「何故そんな事をするんだ」と問い詰める筈。
しかもその後、萩乃は食事の場所で平然としていたので、噛みつく前にまず疑問に思うのが普通かと。
とりあえず二人の対立の構図を作りたかった、というのは解るのですが、色々とかっ飛ばしてしまっているので、行動が不自然になってしまっています。
でも、どうやら百合らしいので少し様子見です。