近づいている様でどこか遠い志摩子と乃梨子との距離。志摩子がロザリオを渡す事を躊躇しているのは、お互いを縛らない関係という白薔薇の伝統故か。
恋人の実家に呼び出され、家族から品定め状態の乃梨子。マリ見ての悪習であるモノローグを入れず、志摩子の目線で語らせるという形は大きく評価出来る。
思わず聖に救いを求める時の指の演技が見事。今回は作画も頑張っています。
「ロザリオの重みの解らない私なら、きっと肩も凝らない。暫く私に貸すと思って、ロザリオを外して軽くなっても良いんじゃない?」
乃梨子のプロポーズに志摩子さんノックアウト。これは志摩子さんでなくてもグラリと来ちゃいますよねえ。惚れましたよ、乃梨子さん。
今までとらえどころが無くてある意味浮いたキャラだった志摩子さんが、この1話で一気に身近になり、乃梨子と共に強いキャラ立ちを見せてくれました。