
あー、やっと面白いと感じる事が出来た。
余りの煮え切らない展開にもうオフィシャルページ見ちゃいましたが、「理科系純愛学園ラブコメディ♪」だったんですね。
思い切りR.O.Dを意識したOPアニメ。その雰囲気もソレ風味だったので、前回も書きましたがこのアニメ、サイキック・サスペンス物かと思っておりました。
でも結局はマネしてみたかっただけの、お茶目さんだったって事ですが、私これにずーっと引きずられており。
やっぱね、OPアニメってのは作品の顔なんですから、しっかりと方向性を見せて欲しかったデス。
で、まあ本編を語るスペースが少なくなってしまいましたが、そういう事でしたら、このゆったりした展開も全然OK。
今回は良作画が戻ってきました。
先生に怒られて席に座るときに、ちゃんとスカートのお尻を前にはらう丁寧さ。そして極めつけは光太郎に「ありがとう」を言われて車の中であの小さな体を丸めてぢたばたする九条さん!
これはちょっと凶悪な萌えです。
そして愚直な程捻りを出さずに進めてきたシナリオでしたが、ラストにて、やってくれました。
こんな力は家族に迷惑かけてるだけだ、と泣いてた千波美ちゃん。
確かにこの力は破壊しか生み出しません。
お父さんの仕事をメチャクチャにし、間接的にですが夕食時までもオジャンにしてしまいました。
しかし千波美が色々壊してしまったそのお陰で、小さな幸せが舞い込んで来たのです。
困った力は確かに困る。
だけどそれは決して悪い事では無い。
ほら、千波美の困った力は、久しぶりに家族みんなで食事できる、という幸せをくれたじゃないか。
この余りに優しいオチには、ちょっとウルッと来ちゃいましたよ。
私の頭もリセット出来ましたし、次回からまた心新たに楽しませていただきます!
大満足!