「苦くないコーヒー研究しなきゃね」
「…ムダだと思うよ」
「…ムダだと思うよ」
非常に珍しい良太郎の毒づき。
姉のコーヒーの味をメチャクチャにして、まあそれだけなら許せるのでしょうが、それが自分も慕っていた姉の婚約者なのかも知れない男の行為であったから、彼にここまで言わせてしまったのでしょう。
折しも直前、リュウタロスが侑斗を憎む描写があり、もしかしたらその存在が曖昧なリュウは、良太郎の潜在意識の現れなのかも。
浦島太郎のモチーフという、かなり作品のテーマである「時間」に直結する存在ですし、深い海の底と深層意識が共通イメージだとしたら、ちょっと気になります。
続くイッセーの怪我で二人きりになり、気まずい雰囲気になりそうだな、と思ったらデネブの「この桜井侑斗がお手伝いします!」。
この辺、気持ちのコロガシ方が名人芸です。
大切なカードを使わされてプンスカしてた侑斗でしたが、すげえカッコイイ見せ場を作って貰えて良かったじゃないか(笑)。
で、良太郎をさらったのは映画版の登場人物達かよ!?
こんなクロスオーバーを仕掛けて来るとは、わくわくします。
次週も、映画も楽しみ。