お風呂での、みかんちゃんの指が凄かった。
この作品は作画レベルが非常に高いのでその演出意図もはっきりと解るのですが、その指はとても萌え系の女の子のものとは思えないごつい曲がり方をした指。
八百屋で毎日一所懸命働いている、逞しいお母さんの指なのです。
ラストシーンにて素直がぽてまよのぬくもりに心地よさを感じていたのは、紛れもなく母親のぬくもりを求めての事。
表情が前に出ない素直ですが、その心の中の寂しさが感じ取れるシーン。
そして、その母親の指を持っているのがみかんちゃんなのでしょう。
1話での描写で本命は京ちゃんかと思っていたのですが、2話観てまた考えが変わったヨ。
この様に、キャラの描写が多角的になされますと視聴者は振り回されるわけで、とても嬉しい。
みかんちゃん良い子だなあ!
妄想癖の激しいただのミーハー女の子かと思いきや、自分の母が知らずとは言え、素直の傷に触れてしまった事に謝る優しさ。
空気がちゃんと読める子です。
たまらんなー。
みかんちゃん愛しいよー。
ギャグにもしっかりと毒があり、奥底にはしっかりとしたテーマか根付いており。
今のところ、一級品のエンターテイメントアニメです。