おおきく振りかぶって 第１２話「応援団」

　実は私、中学の時に応援団副団長やってまして、高校の時は団長にさせられそうになってました。
　が、その理由は単純にバンドをやってたので声だけはでかく、空手をやってたので振り付けがそれなりにキマってたらしい、という事だけ。

　応援したい気持ちなんて、殆どありませんでした。

　また、それらはかなり昔の話で、しかも田舎だったので、その体育会系の構造やら、もううんざり。
　この感想でもたまに書きますが、私は球技が苦手と言うより嫌いな部類に入り、あのバンカラ縦社会と、自分が応援する事になる野球自体が好きではなかった、という事で、高校の時は色々な手を使って逃げまくり、何とか団長はやらずにすんだものです。

　変な自分語りになっちゃいましたね（笑）。

　ほんの微妙に作画は弱かったのですが、ここぞ、というカットではしっかり修正が入っていて、あまり気になりませんでした。

　そして今回のコンテは下からの煽りレイアウトが多用されており、非常に強い映像が連なっており。
　かと思えば、皆が瞑想に入った時、千代ちゃんがのんびりと球を磨いているカットや、透き通るような青空を見せて、映像にてリラックスを体現させてくれたり、と硬軟入り交じった演出。

　進行が早く、もう次回は大会ですか。
　これは１年くらいかけてじっくりと描いて欲しいアニメですよね。