腹話術の件は面白かったのですが、特にBパートなど、行って逃げて捕まり、かと思えば料理を見に行こうとしたりなど、往人達の行動に一貫性がありません。
また、丘で話す三人のシーン、更に料理の妄想をするシーンなども無駄に尺だけを取っており、なかなか辛いくどさです。
まちの料理が実は美味かった、というのも往人である必然性は無く、逆にあの中で一番先入観や警戒心を持たない筈のすずが、何故最初に口を付けないか、という点の不自然さが先に来てしまいます。
ただ、画面構成など映像的な力はあり、作画も設定と似ていないという点と中割りがヘロっている点を除けば(…って、結構ヤバいですが(笑))、そんなに悪くは無く。
シナリオさえしっかりしてくれれば楽しいアニメになるかと思うのですが…。