おおきく振りかぶって 第１０話「ちゃくちゃくと」

　作画力は大幅に落ちてしまいましたが、演出が１話から通して非常に頑張っているので、殆ど気になりません。

　演出、特に絵コンテはOPアニメが神レベルで、蟲師の監督、長濱博史さんが担当されています。
　それに関して語り出すと止まらないので、OPだけでなくシリーズ通して非常に高いレベルを維持しているコンテ、レイアウトについて少しだけ。

　見所は奥行き。

　手前にバストショットで誰かを配置したら、かなりの確立でその奥にも誰かを配置させており、ショボいアニメで良くある顔アップばかりで息苦しい画作りというものが、このアニメではありません。

　また、誰かがイン・アウトするにも真横から入ってくるのではなく、斜め後ろからとか、斜め手前からなどが多い。
　同じくモモカンが大きく頷くカットなどでも、一回頭を斜め後ろに振ってから、という凝りよう。

　これは結構アニメーター泣かせだと思います（だからこそ作画が弱い今回など、ちょっと目立つ）。

　奇抜なレイアウトではないのですが、しっかりと画作りをしようとしているその意欲は賞賛に値します。

　毎週が楽しみです。

Comments

　「えみりおんさん」こんにちは！
この作品あまりに面白くて原作を買ってしまいました！
　さてさて、「西浦高校」の舞台ですが、
ご存知のように埼玉の浦和西高校が舞台になっているのですが、ここの高校って共学では県内一の偏差値を誇っています（ちなみに男子校と女子高ではそれぞれ別の高校が県内一を誇っていますが・・・）、そんな訳で「三橋くん」が勉強ができないと云うのはちよっと理解できなかったりもしますが・・・。
　余談ですが、ここの高校は過去スポーツ選手で有名なテニスプレーヤーがいます！その名も「岡　ひろみ」彼女も又、舞台は浦和西だったりします、しかも男子生徒は美男子ぞろいで、女子では「お蝶婦人」もいたりします、美男美女の学校だったりします（笑）。

　では、

Posted by まるとんとん at 2007年06月17日 00:18

　まるとんとんさん、こんにちは。
　いや、これは原作面白そうですね。

　結構早足で駆け抜けている感のあるシナリオなので、アニメが終わったら私も原作を読んでみようかと思っています。

　浦和西の岡ひろみ…！
　確かにそう言われてみればアニメでそんな単語を聞いた覚えがあるかも。

　お蝶夫人が高校生ってのは、未だに信じられないんですが（笑）。

Posted by えみりおん at 2007年06月17日 02:28