
前回の引きで侑斗が出てきた時、「え〜、これから毎週こいつのイヤミを聞かなきゃなんねぇのかよぉ」とがっくりしていた所、デネブの世話焼きお母さんみたいな説教とガキっぽい侑斗の本性が出て、どわははは!
上手いですよね、この辺。
ライバルキャラというのは主人公のアンチテーゼなので、どうしても敵対しなければならない宿命を持っており、そうなるとかなり突き放した性格にせざるをえません。
しかし、この様な可愛らしいライバルキャラってのは目新しく、実に親しみやすい。
だってさあ、休日の朝っぱらからイヤミ聞かされたりグダグダ煮えきらない話見させられるの嫌じゃん。
あのアバンの後、いつもの「Climax Jump」が流れただけで、もう元気がモリモリ沸いてきます。
ヒーロー物はこうでなきゃ!
良太郎も今回は姉を傷つけまいと、珍しく侑斗に強く出ています。
この辺、いつも「そうかなぁ」と押しの弱い良太郎が、ライバルとして侑斗と嫌でも対峙しなければならない、という必然にもなっている素晴らしい構成。
更にデネブのお人好しさと侑斗のツンデレ(笑)。
次々とコロコロと見ている者の感情をひっくり返してくれて、楽しい楽しい!
声優さんもデネブに大塚芳忠さん(スタートレックNGのデータ)、更にバイキンマンイマジンと、が豪華すぎ!
うん、引き締まってまいりました!