
ファミリー劇場、本日より放映。
やはりこのキャラクターデザインで引いてしまう人はいるでしょうが、逆に動いてこそ魅力を発揮する絵でもあり、「風人」などの非現実的なモチーフを使いつつも、非常に生活感溢れ人間味の深いキャラクターに仕上がっています。
この辺、同じ感じの雰囲気を作っている絶対少年のアニメ的な画作りと比べてみると、なかなか面白いものがあります。
今時、電車が動くのに3Dや拡大縮小を使わず、愚直にカクカク動かすなんてのは、逆に新鮮に思えたりするのが面白いし、逆にそのような現実的な部分ではなく、立ち入り禁止になった屋上のドアを開いた時の風の視点に3Dを使うなど、技術の選び方のセンスが素晴らしい。
押井守さんが監修という事でちょっと身構えてしまったんですが、角が取れたのか、もしくは名前貸しだけなのか。
良い意味でサラリと観られる作風になっており、まずは一安心。
視聴決定。