オ〜ゲェガエルガァザンヂャンニアダックシズレェギャッヒャッヒャァーッ!
もう声優さんがノリすぎて何を喋ってんのか聞き取れねえよ(笑)。
確かに悪ノリの方向性ではありますが、このアニメはギャグものなのでこれで正解。
この様に声優さんが「こいつより面白いコトやってる!」と、互いを意識し合う現場の雰囲気を作り出す(多分)音響監督さんの手腕には脱帽です。
事実、巡ちゃんなんかは出番が少ない分「目立ってやるぜ」というオーラがバキバキに出ており、そのノリたりや凄まじい。
そしてBパート、二人の歌で会場は描いちゃイケナイ人達に。更に闘いの歌まで唄いだしてバーサークモードに突入。
でなに、この上まだ英雄の歌!?
テンションが上がりすぎると所謂強さのインフレみたいになって、逆に視聴者が何見ても対して凄く感じなくなってしまうもの。
そこで巧いな、とか思ったのは、「デタラメな強さ」を、バカの一つ覚えみたいに猛烈なバイオレンスで見せるのではなく、落書きの様なマルとセンのキャラでヒョコヒョコ見せていた事。
上げまくっておいて期待を外してスコンと落とすという、ギャグアニメだから出来るかなり反則的な意外性。
マキちゃんのオチも楽しかったし、ルナちゃんも根は良い娘だし。
微笑ましい外道ギャグアニメです。