阿部は1話の時点でかなり頭の切れる、ほぼ完璧な人間かと思われましたが、2話ではコーチの助言に逆らうワンマンな所も見せてくれました。
前チームメイトも捕手を除き、徹底的に毛嫌いしている描写は少なく、逆に投手など「みんなに好かれている」という三橋の言葉通り、(心中は解らないが)爽やかでもあります。
チームの団結も単純に「頑張ろう」から、「エースが欲しい」という目的が出来て、みんなのモチベーションが上がります。
ここで重要なのは、エースが欲しい、という点。
三橋が可哀想だ、という同情も勿論少しは入っているでしょうが、それよりも三橋が抱えていた鎖を解き放して、このチームにエースを誕生させてやろう、というベクトル。
集団心理を面白い形で捉えています。
ところで、予告で試合結果をネタバラシするのはヤメテ!