結果よりも過程に重きを置き、耐える事こそが美徳である、という感じ。
さすがに最近はその様な考えは少なくなって来た様ですが、それでも三橋の様に性格的なものには通用しませんし、例えば豪放磊落な性格の持ち主に、今日から慎ましやかにしろ、と言っても無理でしょう。
この作品の様にテクニックやトレーニングという部分からではなく、メンタルなベクトルからスポーツを捉えよう、という試みは、日本ではこれからの分野なのかもしれず、だからこそ新鮮で面白い。
メンタルだからこそ心理が大きく動き、つまりはドラマが生まれてお話が盛り上がる。
なるほど、良い題材だな、と思いました。