恐ろしく素晴らしい構成。
コゼットはまだジャンに遠慮をしており、ジャンは自分と一緒にいる事によるコゼットの将来に不安を覚える所から物語りは始まります。
シュークリームも断り、ベッドではしゃいだ事を謝るコゼット。この小さい子にとってジャンはまだ「親切なおじさん」でしかありません。
そしてジャンも、コゼットの事を考えると、自分と一緒にいたらいけないのではと考えます。
勿論、サンプリスに預けるのが一番安全で合理的ではあるでしょう。でも、コゼットは今までに何度も「優しくしてくれた人」と別れて来たのです。
今のコゼットに必要なのは、教育や友達ではなく、安心できるずっと一緒にいてくれる人。
また「親切なおじさん」と別れる事になったら、どんなに辛い思いをする事でしょう。
それを迷子というイベントと、カトリーヌを落としてしまうアクシデントで劇的に盛り上げ、加えて警察官から逃げながらのすれ違いという、何とも凄いドラマの盛り上げ方。
今回の事件を経て、ジャンはコゼットを手放す考えを改め、コゼットはジャンのパンを「ありがとう」と受け取り、二人の絆は強く結ばれて行くのでした。
親子で一緒に安心して観られるアニメ。
本当に貴重です。
私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。よかったらご覧下さい。
紹介記事は
http://oldwanko.blog81.fc2.com/blog-entry-384.html
です。
これからもよろしくお願いいたします^^