
何とも大味です。
一番不満だったのは、今回良太郎がいなくても全然話が通っちゃうじゃん、という点。
モモタロスは4話で、ウラタロスは6話、それぞれのエピソードで良太郎に惚れ込み、命を共にする決意をしたのですが、今回はキンタロスが勝手に爆走して怪我の功名でハッピーエンド…?
主人公の良太郎は何もしてませんし、キンタロスが良太郎に惚れ込むにいたる描写もありませんでした。
また、タイムパラドックスが起きてしまった事を、台詞の説明でお手軽に済ませてしまったのは呆然。
これは絶対に子供には解りません。
例えばあった物が消えたりとか、事象の逆回しなりで映像的に解りやすく見せる努力をすべきでしょう。
娘の夢を叶えさせるために勘当というのも乱暴ですし、仲直りに至る説得力も薄く。
また、父親の嘘をあのウラタロスが見抜けない筈は無く、この辺もぞんざい。
…初めて電王で酷いな、という回を観させられました。
残念です。