1話からこれは凄い感はあったのですが、3話で確信に至りました。
本当に丁寧に作られているアニメです。
例えばカメラワーク。
デジタルである程度楽にはなりましたが、それでもフォーカス外しは指示も撮影も結構手間な筈。
アニメは基本パンフォーカスで処理してしまいますが、あらゆるカットでフォーカスを意識した丁寧なカメラワークは、どう見ても萌えキャラマスコットみたいな女の子たちが、現実に存在している様に感じられます。
例えばカット繋ぎ。
2話にて陽子の進路がアイドルだと信じたアリスが冗談だと知らされてガックリするシーン。
普通の四コマですとこれがオチになるので、次のコマでは気持ちがリセットして普通に喋ってたりします。
でもガックリを引きずったままシノの通訳者の方に話が進み、アリスの英語を通訳するに至ってやっとアリスの気持ちが持ち直すなど。
そして感動。
言動が明るいからなかなか気づいてもらえないけれど、友だちが作れないというカレンの悩み。
勇気を出して教壇に上ってのスピーチ。カレンを恐がって逃げ出してしまった女の子の拍手。
その沸き返りを隣の教室で聞いているアリス。
今までヤキモチを焼いて少しだけカレンに強くあたっちゃっていた彼女が、これが私の親友だとばかりにドヤ顔でカレンを自慢する可愛らしさ。
そしていつまでも後ろを着いてくるだけの綾の肩を強引に掴んで、真横で歩かせるハンサム彼女の陽子。
まだまだ沢山あるのですが、良いところというのはこのように一言で言えないから難しいんですよね。
基礎体力次第ではありますが、超ハイクオリティで最後まで作り上げたAチャンネルと同じスタジオ五組なので、期待しても…良いよね?