イメージシーンでの縁と兄は逆光で後ろを向いているので、視聴者からは二人の影を見るアングルとなっており、それが少し不安を感じさせる演出となっています。
家の安泰の為に良い家柄の人のお嫁さんになる事。
それが縁たち兄妹の「やらなきゃいけないこと」。
お嫁さんになることは少女趣味的な憧れではなく、良い家柄に生まれた彼女の義務なのでしょう。
それを縁は当たり前だと思っていて、でも二人と将来について話していたら、別の生き方をしても良いのかも、と気がついた。
そんなシーンだったんじゃないでしょうか。
少なくともこのシーンで縁の話を聞いている二人は真剣な表情になっていましたし、天気も雨。
単なるいつものヨタ話でないのは確かです。
縁の置かれている立場と、広がっていく未来を後押ししてくれそうな友達。
だからといって強引な感動演出に持っていかないスマートさ。
何気ない日常会話の中に、ふっとこのような描写が入り込むと、より彼女たちが愛おしくなったりもします。
タグ:ゆゆ式