護くんに女神の祝福を! 第２１話「遠くへ行っちゃ、やだ」

　９話で既に決着のついている話を、どうして終盤近くになってわざわざ蒸し返すのか理解に苦しみます。
　また、さして存在意味の無い我孫子をここまでプッシュするのなら、いっそ全くドラマを用意されなかった長谷杏奈とか桐島瑤子とかを消してしまえばまだすっきりしたのに。

　二人の役を与えられた声優さんにも失礼かと。

　主人公に至っては、エメレンツィアの力に頼って「大丈夫ですか、絢子さん」も無いもんかと。
　２話では無意識ながら自分の力で絢子を助けた護。成長する主人公ではなく、退化する主人公ってのはいくらなんでもあんまりではありませんか。

　奇をてらうだけで意味のないドタバタの後に、「やっぱドイツ行きましょう」で締め。

　痛々しい…。