京四郎と永遠の空 第７話「彷徨いの哀歌」

　わー、空ちゃん壊れちゃったよー。

　人間でもなく、絶対天使としても役に立たず、アイデンティティ崩壊しちゃった空ちゃん。
　自分が自分である事を確かめる術はもう他人に必要とされる以外に無いと、その身体を京四郎の欲望の捌け口に使ってもらう事で、か細いアイデンティティを繋ぎ止めようとする空。

　うーわー、痛々しい　(´Д｀;)

　冒頭、何事も無かったかの様にお買い物してたんで、話数を間違えたのかと思ったら、思いっきり現実逃避してたのね。

　テンパって奇行が目立つ様になった空。その無配慮な行動に苛つきカードを叩きつぶそうとしたせつなが手を止め、それを優しくたたむ描写は凄かった。

　絶対天使である自分に友達として接してくれ、せつなをモノとしてしか扱わない京四郎を時に諫めた空。
　自分はまだ京四郎の剣として役に立っているが、今の空は…。

　こりゃ深いです。
　並のドラマじゃありません。

　惜しむらくは作画の力不足で、空の切羽詰まった状態が表情やリアクションなどから伝わってこなかった事でしょうか。

　心理描写は一流。
　このまま突き進んで下さい。

Comments

……ええっと、こんなことをここに書き込んでいいのかどうか判りませんが、一言指摘をば。
　せつなの名前が全部かおんになってますよ？

Posted by ひろっぴ at 2007年02月20日 22:11

ぎゃー!

ご指摘ありがとうございました。
大恥　(´Д｀;)

Posted by えみりおん at 2007年02月20日 22:24