Saint October(セイントオクトーバー) 第７話「ロリ疑惑！ヨシュア、超秘められたその愛・・」

もったいない〜！！

　前回をも凌ぐ、のけぞる程の良作画の今回で、このもっさりした演出は無いでしょう…。

　とにかく辛かったのはその「間」。

　キャラが喋り終わってから次のキャラが喋り出すまでに、恐ろしく不自然な間があり、かと思ったら悪夢を見て跳ね起きてから黒ロリが泣き出すまでが今度は逆に早すぎたり。
　感情というのはそんなストップウォッチで計測した様に動きません。

　喋りのテンポに関しては、絵コンテ段階での秒数算出が基本になるかとは思いますが、ダメだなと思ったら総監督さんなり各話演出さんなりが編集でツメるなり出来ないんでしょうか。

　余りに不自然すぎるこの引き延ばされた間に、ひょっとしたら脚本の尺が足りてないのか？　とも思いましたが、バトルシーンをカッ飛ばすあのギャグを見るにそうでも無さそう。

　また、ここでヨシュアの話を持ってくるかなあ？　という点も。

　先週のラストで、赤ロリがいきなり功士朗達と馴染んでいたのも違和感ありましたし、普通ならここで赤ロリをメインに添えた話を置いて、全員との絆を再確認させるのがセオリーの様な気もするんですが…。
　赤ロリのキャラが（作画の頑張りもあり）恐ろしく立っていたので思わずスルーしそうになっちゃいましたが、これはどうでしょう。
　前回の一匹狼的なイメージからの変貌も不自然です。

　まあ今回の様な赤ロリは物凄く好き。
　好きだからこそ、引っかかる所があると、とことん気になっちゃうんですよね。

　黒ロリが卵割るカットでは指の第一関節まで演技していたりとか、ああ…もっと作画を褒めたかったのに…。
　愚痴ばっかになってしまい、悲しい。

　恐ろしくアンバランスで、何とももったいない回でした。

Comments

自分も赤ロリに関しては同じこと思いましたね。
自分はキャラが立っていたので思いっきりスルーしたパターンですが。

Posted by access at 2007年02月19日 16:09

access さん、こんにちは。

設定は非常に良く練られているんですが、結構思いつきの様な展開が多くて気になる所なんですよね。
功士朗が家出してる間に探偵社に作り替えられちゃった、というエピソードも、（町内）旅先で次の事件への伏線を張らせる事も出来た筈ですし。
微妙に甘い所があるます。

Posted by えみりおん at 2007年02月19日 17:02