めぇちゃんと「しっかり友達になろう」と気張るみかんちゃん。
もうのっけから目的と手段が逆転しちゃっており、しかも上手く行かなかった理由を、ドラマ見なさそうだの馬鹿にされそうだのと、めぇちゃんのせいにして愚痴ってます(笑)。
今回の二人のように、弱い部分を魅力的に描いてくれると嬉しくなってしまいます。
全力で走り、教室のドアを開けてめぇちゃんを見つめるみかんちゃんの表情がとても素敵で、あれだけでテーマが語れてしまう作画力に拍手。
Aパート終わり。
良い最終回だった…。
Bパート。
お前ら、まなびちゃんがいないと何にも出来ないの? という誰もが気にするだろうツッコミに対する答え。
しもじーとの会話、オツムゆるゆるのみかんちゃんと、ガチガチ頭のめぇちゃんの対比がすげえ楽しい。
オツムはゆるゆるでもハートは胸一杯のみかんちゃんは、まなびちゃんが帰ってくる前に、めぇちゃんとテーマを決めたい、と進言。
互いに無い物を補完し合って、一つの事を成し遂げる。
テーマ的には何百年も前からある王道ですが、それを変に捻らずにストレートに作ろうというスタッフはまなび流。
家ではヘッドホンをして窓を閉め切り、外界を遮断して作業していためぇちゃん。
小さな夜食会の後、みかんちゃんに誘われるまま横になると、彼女の目に今まで見たこともなかった美しい月と満天の星空が飛び込んで来ました。
みかんちゃんとお友達になれなかったら、決して見ることの出来なかった世界です。
そして出来上がったテーマ。
「トモダチからナカマへ」
いやいや、そう思ってるのはみかんちゃん、ああただけだよ。
めぇちゃんは絶対に「トモダチからコイビトへ」と思ってるってばさ!
めぇちゃん、百合オーラ全開やん!
ラストシーン、「やれやれ…ねむ…」と言ってるしもじー。
学校での小さな夜食会を見逃してくれ、その上徹夜で二人に危険が無いか見守ってくれてたんですね。
さりげなく子供を護るべき「大人」の存在も描いてくれており、この様な優しいお話は大好きです。
しもじーの体のデッサンが激しく崩れていたのは気になりましたが、主役の二人の絵は問題なし。決めシーンや萌えシーンを広角魚眼構図にするのはスタッフの趣味かな。みかんが電話しながらゴロゴロしているシーンは、まるでAVの嵌め撮り構図で、非常にエロかった。
>世間的には4話より落ちるとの評価が多いようですが、私は5話のほうに高評価をつけます。地味な話を丁寧に追っていき、見るものを感動させるところまでもってゆく脚本と演出は最高でした。
まなびは楽しみにしているので、つい見るのを後回しにしてしまうのですが、世間的には5話、評価低めなんですか?
先入観が入ってしまうので、感想を書き終えるまで他の人の感想は極力見ない事にしてるんですよ。
>しもじーの体のデッサンが激しく崩れていたのは気になりましたが
アレはキツかったですね(笑)。特にラストシーンのさりげない見せ場でアレは無かったんじゃないかと。
>みかんが電話しながらゴロゴロしているシーンは、まるでAVの嵌め撮り構図で、非常にエロかった。
めぇちゃんも前回ゴロゴロサービスしてましたね。
コタツ回なんかに代表される「かみちゅ!」のゆりえ様とか、人目があっても無くても大股おっぴろげて座ったりとかの、まだ幼さの残るしぐさとか、個人的にたまりませんデスわ。
見てまわった感じでは絶対評価は高いのですが、4話に比べると食いつきが弱い印象です。4話がブラックラグーンの双子編とすれば、5話は偽札編みたいな。
感想も書き終わったので色々な感想ブログを拝見させて頂いたのですが、概ね悪くない感触は受けました。
確かに、今までの様な派手な演出をすれば話題性は出ますすし。
ただ、ここのスタッフは「どうせオタク共はこうしなきゃ…」とかって奢った感覚や、また迎合して妥協せず、派手にやるなら徹底して、地味にやるならこれもまた徹底的に、とどんな形であれ全力で作っているのが、私的に好きなんですよね。
だから極端になって評価も大きく分かれちゃうんですけど(笑)。