シナリオの方もキャラクターが(最低限のドラマとして)ちゃんと葛藤しているし、コンテも魚眼レンズやら妙なあおりやら、色々と凝っていて面白かった。
ただ、良くなったと言うのは1〜4話に比べて、という話。
作画は言うこと無しなんですが、瑞穂の葛藤が唐突過ぎて付いて行けない部分とか、相変わらず何もしない主人公、どこにあるのか解らない視点、等いろいろと問題山積み。
瑞穂がピーチを好き、という描写もDVDを流しているだけでは説得力が薄いですし、せっかく綺麗にドラマが収束しようとしていた所に、たてよこ男の乱入と意味のない異次元バトルで、テーマが拡散して消えてしまいました。
コンテにしてもあの凝ったアングルが効果的か、と問われれば少し頭を傾げてしまいます。
来週見てダメだったら視聴断念しようかな。
私ゃまだげんしけんのノリの方が健全かと思います。
どっちも健全ぢゃないけど。
頭を空っぽにして楽しめる、というのは、ドラマに全く引っかかりのない完成度が無いと出来ません。
それを、ただ馬鹿騒ぎしていれば「何も考えずに楽しめる」と勘違いしている人が多いのは悲しい事です。